昨日までは平気だったのに、いきなりはじまった赤ちゃんの「パパ見知り」。どうしてパパが抱っこすると泣いてしまうのか……とまどってしまいますよね。今回は、赤ちゃんが人見知りをする原因やその対策、気軽に取り組めることなどをご紹介します。
「ある日突然パパ見知り」の原因は?
昨日まではまったく平気だったかわいい赤ちゃんに、全身全霊で大泣きされてしまったパパは、とてもショックですよね。
でも、別に赤ちゃんは「パパが嫌いになった」わけではありません。
赤ちゃんにとって「ママがいちばん」、赤ちゃん自身がそう認識するようになり、ママがいない状況に対して不安でたまらなくなって泣いてしまうのです。
つまり、人見知りは赤ちゃんの心が大きく一歩、成長した証拠なのです。
「ある日突然パパ見知り」いつからいつまで?
気になる人見知りが終わる時期ですが、こちらも個人差が大きく、2歳で終わる子もいればそれ以降続く子もいるので、一概に「これくらい」と言えないのが正直なところです。
ですが、人見知りが終わらない赤ちゃんはいません。
パパ見知りをされてしまったパパも、いっそう育児の負担が増してしまうママもお互い大変だと思いますが、「この子も、順調に成長しているんだなぁ」という気持ちで温かく見守ってあげてくださいね。
「ある日突然パパ見知り」パパの対応は?
いちばん避けたいのは、「どうせ泣かれてしまうから……」と、赤ちゃんと距離を置いてしまうことです。
赤ちゃんと距離を置いてしまうと、ますます赤ちゃんの中のパパの存在が遠くなってしまいパパ見知りを長引かせることにもなりかねません。
ここは、ぜひパパも積極的に赤ちゃんに関わっていきましょう。
パパの対応のポイントは、「無理なく、ちょこっとスキンシップ」です。
たとえば、
・朝目覚めたときに、「おはよう」と笑顔で声をかけながら頭をなでてあげる。
・ご飯をたくさん食べたら、「いっぱい食べてえらいね」と笑顔で声をかける。
赤ちゃんは大人の声や表情にとても敏感です。
大きな声や低い声には不安や恐怖を感じてしまいますので、できるだけ穏やかな明るい声で、笑顔を忘れずに語りかけてくださいね。
そうすることで少しずつ「パパは安心できる人」だと赤ちゃんに認識してもらいましょう!
「ある日突然パパ見知り」ママの対応は?
なにも、特別なことは必要ありません。
「おはよう」の挨拶を笑顔で交わす。そんな当たり前のことが大切なのです。
ポイントは、「笑顔と明るい声」。
ママがパパに対して向ける優しさや笑顔は、そのまま赤ちゃんのパパに対する評価に繋がります。
つまり、「ママが大好きなパパは、赤ちゃんも大好き」の法則です。
毎日の生活の中で赤ちゃんに、「パパはママの大好きな人」だということを肌で感じさせてあげてくださいね。