今まではママやパパに文字通りおんぶに抱っこだった子どもも、2歳ごろになると自分でできるようになることが増えてきます。そんなころにやってくる、自我の芽生えとイヤイヤ期。大切なこの時期を、笑顔で乗り切るためのコツをご紹介します。
パパとママの理解が大切!イヤイヤ期ってどんなもの?
2歳の子どものイヤイヤ期を心穏やかに乗り越えるために一番大切なのは、この時期がどんな時期で何のためにあるのかを、大人であるママやパパがしっかりと把握しておくこと。
2歳に来るイヤイヤ期は第一次反抗期と呼ばれ、今まで何も考えず親に従うばかりだった子どもが、自分で考える練習をしていく時期です。
やりたいことを上手にできず、癇癪を起してパパやママを困らせることはしょっちゅうですが、それも成長の証!と気持ちに余裕を持って見守ってあげましょう。
頭ごなしの否定はNG!気持ちに寄り添ってあげよう
ですが、ここはぐっとこらえて子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
「そっかー。嫌なのかー。でも、◯◯だからこれをしようね。」「これがやりたいんだね。でも◯◯だからこれをするのはやめてあっちをしようね」
などと、子どもの気持ちを受け止めつつ、パパやママのやってほしいことに誘導したり、危険な遊びから他の安全な遊びに誘導してあげましょう。
たまには時間をかけてじっくりと付き合ってあげよう!
でも、たまにはじっくりと時間をとって子どもに挑戦させてあげましょう。
何事も練習が大切で、何回もやってみてはじめてできるようになるものですから、その練習の機会だと思ってゆっくり見守ってあげることもまた重要です。
タイミングをずらしてもいいものは子どもに合わせる!
よくあるイヤイヤ行動の一つですね。でも、日常生活を送るうえでやらなきゃいけないことでもあります。
こんなイヤイヤ行動があったときは、いったん見逃してあげて「やりたくなったら言ってね!」と実行するタイミングを子どもに決めさせてあげましょう。
それじゃ、いつまでたってもできないんじゃないかと思うかもしれませんが、意外とすぐに「やって」と言いに来てくれますよ。
なにをやってもどうしようもないときは……
それすらも嫌がるそぶりを見せるかもしれませんが、大好きなパパやママに抱きしめられて心の底から嫌がる子どもなんていません。
子どもも親もヒートアップしてしまってどうしようもなくなったら、最終兵器として抱っこをしてあげることでお互いに落ち着くことができます。