トイレトレーニングは入園を控えた2歳の夏が良いと言われることが多いですが、実際のところはどうなんでしょう?入園までに間に合わせたいと考え、秋からはじめようと思う方も多いはず。秋からはじめるトイレトレーニングのちょっとしたコツをご紹介します。
そもそも夏にはじめるのがベストって本当なの?
・失敗しても洗濯物の乾きが早い
・パンツが濡れても寒くない
・汗をかいておしっこの量が減り、おしっことおしっこの間隔が空く
・薄着で脱がせるのが楽
確かに夏以外は、洗濯物の乾きが悪かったり、衣服を着せるのがめんどうだったり……パパやママは大変です。
だから、夏が良い(夏は楽)ということになっているようです。
トイレトレーニングをはじめる際の心構え
持ち物を揃えたりいろいろと大変ですよね。
もし、トイレトレーニングを入園準備のひとつと位置付けているのなら、一旦切り離して考えてみましょう。
予定通りに進まないと焦ったり、イライラしたりしがちだからです。
あくまでもお子さまのペースで進めましょう。
秋からはじめるトイレトレーニングの注意点は?
トイレトレーニングを早く進めたいからといって、遊びに夢中のお子さまを無理やりトイレに誘うのは禁物です。無理やり連れて行ったり、遊びを中断させたりしたら、トイレは「遊びの邪魔をする憎いもの」というイメージをお子さまに植え付けてしまうかもしれません。
外では思いっきり遊び、おうちへ帰ってからできることをしましょう。
秋はトイレトレーニングの準備段階と考えてみては?
著者 :きたがわ めぐみ(作・絵)
出版社 :教育画劇
トイレトレーニングで大切なことは、環境を整えることです。
・トイレに興味を持つ
・おしっこやうんちはトイレでするものと理解する
準備の段階で大切なのはこの2つ。
トイレが登場する絵本やDVDでイメージをふくらませたり、補助便座などを用意してトイレを居心地の良い空間に整えましょう。
また、パパやママがトイレへ行くとき「トイレへ行っておしっこしてくるね!」とお子さまに声掛けをするのも効果的です。
お部屋で過ごす時間が増える冬もチャンス!
家の中で過ごす時間が長くなる冬は、おしっこをする間隔もわかりやすくなります。トイレに誘うタイミングもつかみやすいはず。
あとは、お子さまの心と体の準備が整い、誘いにのってくれるようになるのを待ちましょう。
いつかは必ずはずれるもの
秋を楽しみつつ、トイレトレーニングを行いたいですね。