日本でならいごとと言えば、定番のピアノ、バレエ、水泳、最近人気のプログラミングなどが思い浮かびますよね!フランスではどうでしょうか。フランスの現地ママパパ向けサイトで、幼児から始められるならいごととしてお勧めされているものを6つ、創造力・感性・集中力・運動神経を育てるという観点からご紹介します。
やっぱり芸術の国!アート教室
感性を養えるということだけでなく、幼児の段階から、形・色・量を認識することができるようになります。また、感情を外に出し具体化することが、子どもの今後の人格形成にもいい影響を与えると言われているのです。筆やクレヨンを使うことで、繊細な道具をうまく手で扱うことができるようにもなりますね。
始める時期:1・2歳から
創造力 : +++感性 : +++
集中力 : ++
運動神経 : ++
意外にも大人気!サーカス
音楽に合わせて補助付きで玉乗りに挑戦したり、エアリエル・ヨガで使う布を使ったりします。
全身運動ができるだけでなく、動きの細かい調整も必要になります。また、何かに挑戦する感覚を養うことができ、子どもに自信を与えることができます。
始める時期:4・5歳から
創造力 : +++感性 : ++
集中力 : ++
運動神経 : +++
いろんな楽器を試せる!音楽教室
幼児期からこのような教室に通い、気に入った楽器を後に本格的に習う、というのがフランス流のようです。
始める時期:3歳から
創造力 : ++感性 : +++
集中力 : +++
運動神経 : ++
地球に優しい子どもに!園芸教室
パリなど都市部でも、住宅と住宅の間や公園などに共同園芸場、ポタジェ(Potager)という場所があります。園芸教室とは、そういった場所で子どもたちが共同で野菜などを育てる教室です。自分が毎日口にしている食べ物が、どのように育っていくのか、じかに感じることができます。
幼いころから「自分で何かを育てる」という経験をさせてあげることで、子どもの責任感を育てましょう。
また幼い頃から、無農薬の食材に興味を持たせることができるというのも、人気の理由のようです。
始める時期:3歳から
創造力 : ++感性 : +++
集中力 : ++
運動神経 : ++
子どもに自信を持たせよう!演劇教室
登場人物を絵に描いて、その役を演じる、といった創造力も同時に育てることができる内容になっています。台詞を言うための集中力や、責任感、グループ活動の際の周囲との調和力も養うことができます。
始める時期:3・4歳から
創造力 : +++感性 : ++
集中力 : +++
運動神経 : ++
フランスでも人気!外国語教室
そこで、最近では幼児期からの外国語教室が人気です。
一番人気は英語ですが、最近ではまんがやアニメなどの影響で日本語も人気があります。
またフランスには、外国人家庭やミックスの家庭も多いので、親の母国語を学ぶために教室へ通うことも多いようです。
始める時期:4歳から
創造力 : ++感性 : +
集中力 : +++
運動神経 : +
いろいろ経験させて、好きなものを伸ばそう!
サーカスや園芸教室は面白いですよね!
これ以外にも、柔道大国のフランスでは柔道や合気道も一般的です。
フランスでは水曜日の午後は学校がお休みなので、その時間を利用して何らかのアクティビティに参加します。市や区、非営利団体運営のカルチャーセンターは、お手頃な値段でいろいろなアクティビティを選べるため人気があります。今年はダンス、来年は柔道、など毎年変えることができるのも魅力だそうです。
フランスのママたちに聞いてみると、まずはちょっとずついろいろ経験させて、その後子ども自身に好きなものを選ばせたいということでした。好きこそものの上手なれ。ママやパパの独断では決めずに、好きなものが見つかるまでのんびり、いろいろ試させてあげるのもいいかもしれませんね!