2017年01月18日 公開

乗ってみたい!水戸岡氏デザインのアーティスティックな電車の旅

JR九州の多くの列車・車両は、そのデザインの素晴らしさから、もはや芸術作品とも言われ、各方面から高い評価を受けています。それらの車両のデザインを手掛けているのが水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏です。電車好きの子どもたちのお気に入りの一つに入っている!なんていう方も多いかもしれませんね。今回は中でも人気の高い5つの列車を紹介したいと思います。

JR九州の多くの列車・車両は、そのデザインの素晴らしさから、もはや芸術作品とも言われ、各方面から高い評価を受けています。それらの車両のデザインを手掛けているのが水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏です。電車好きの子どもたちのお気に入りの一つに入っている!なんていう方も多いかもしれませんね。今回は中でも人気の高い5つの列車を紹介したいと思います。

幻の豪華列車が時を超えて蘇る『或る列車』

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Tsuukingatakokuden/CC BY-SA 4.0
100年以上も前になる明治39年に発案された、九州を走る豪華客車の『或る列車』。
当時の九州鉄道の国有化に伴い、幻となってしまったこの豪華客車が、2015年、時を超えて蘇りました。
鉄道模型の神様とも呼ばれ、世界中で有名であった故・原信太郎氏が作成した模型をもとに、水戸岡鋭治氏が車両のデザインと設計を手掛けています。ラグジュアリーな空間や食事が楽しめる、ぜひ一度は乗って見たい列車の一つですよね。

豪華クルーズ列車で九州を一周『ななつ星』

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Rsa/CC BY-SA 3.0
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Rsa/CC 表示-継承 3.0
2013年に運行を開始して以降、絶大な人気を誇る豪華寝台列車、九州一周の旅が楽しめる『ななつ星』。
客室や食事、車窓からの風景も超一流。水戸岡氏が手掛けたデザイン列車で一躍話題となり、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
『ななつ星』は、切符を買って乗車という流れではなく、旅行として申し込むタイプの列車になっています。

JR九州885系『かもめ』のラッピングトレイン

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ponchan1791/CC BY-ND 2.1 JP
博多と長崎を結ぶ特急列車の「かもめ」。
885系のかもめは全シート本革張りのゆったりくつろげるリクライニングシートにフローリングという、今までの列車にはない、在来線特急の集大成ともいえる885系電車『かもめ』も水戸岡氏主催のドーンデザインが手掛けた列車です。
2016年10月に佐賀県で開催された「2016佐賀熱気球世界選手権」に伴い、8月〜11月の間はラッピングデザインが施された『バルーンかもめ号』が登場。
12月下旬からは期間限定でイメージキャラクターKis-My-Ft2と長崎をPRする「キスマイ エクスプレス 2」の運行が始まりました。

楽しい仕掛けがいっぱい!『あそぼーい』

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Rsa/CC BY-SA 3.0
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Norio NAKAYAMA/CC BY-SA 2.0
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Norio NAKAYAMA/CC BY-SA 2.0
阿蘇の大パノラマの美しい景観を楽しめる特急列車『あそぼーい』は、キャラクター犬の「くろちゃん」がファミリーのお出かけをより一層楽しませてくれます。「ファミリー車両」では、長時間の移動で子どもたちが飽きてしまう心配もありません。木のボールがたくさん入ったボールプールや、親子シート、小さな子どもたちが寝転がっても遊べる和室や、図書室などの遊べる車両スペースが盛りだくさん。車内販売をしている『くろカフェ』には、子どもたち用の低いカウンター席もあり、ファミリーでの旅行も大満足!

ドアが開くと煙が?特急『指宿のたまて箱』

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Muyo/CC BY-SA 3.0
薩摩半島に古くから伝わる浦島太郎の竜宮伝説にちなんでデザインされた特急列車『指宿のたまて箱』。2車両の可愛らしいフォルムで、左右にぱっきりと白黒のツートンカラー。鹿児島中央から、指宿(いぶすき)までの旅路をより一層楽しいものにしてくれます。駅から列車に乗り込む際には、たまて箱を開けてしまった時の白い煙をミストで演出!車内は南九州産の杉材をふんだんに使った、優しい色合いでゆったり過ごせます。海側に面した座席はすべて回転椅子になっていて、澄み渡った海と空を存分に楽しめます。車内でゆったりと過ごすことができる本棚付きのソファ席や、車椅子でもそのまま海のパノラマが楽しめる車椅子スペース、キッズチェアシートなど、さまざまな人が楽しめる仕掛けが盛りだくさんです。

子どもも大人も楽しめる、水戸岡氏デザインの列車の旅

いかがでしたでしょうか。水戸岡氏デザインの素敵な列車。他にも素敵な列車が数多く走っている九州地方。次回の家族旅行のアイディアに、参考にしていただけたら嬉しいです。子どもたちの移動中の「飽きモード」も心配無しの列車の旅、素敵な思い出になりそうですね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター