2017年01月29日 公開

子どもと宇宙を垣間見る瞬間!2017年の天体イベント!

普段から星空をゆっくり観る習慣のある方は少ないのではないでしょうか。正しい場所とタイミングで夜空を見上げれば、美しい光景を前に家族みんなで宇宙の壮大なロマンを感じることができますよ!今回は2017年に見ることが出来る天体イベントをご紹介します。

普段から星空をゆっくり観る習慣のある方は少ないのではないでしょうか。正しい場所とタイミングで夜空を見上げれば、美しい光景を前に家族みんなで宇宙の壮大なロマンを感じることができますよ!今回は2017年に見ることが出来る天体イベントをご紹介します。

広大な宇宙を感じる瞬間!天体観測のロマン

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かっこいいロケットや宇宙飛行士が向かう暗黒の先にある、うさぎのいる月やキラキラ光る星はいつだって子どもの心をつかんで離さないものです。
星座や流れ星、星の誕生、銀河の大きさから光の速さまで、宇宙は好奇心いっぱいの子どもにとっては夢と知識の宝庫です。
そんな宇宙を体感するための一つの方法が天体観測であり、また外してはいけないのが天体イベントです。ものによっては一度見ると次に見ることができるのは何十年後……なんていうこともありえます。
たまには夜のしじまと星の輝きを家族で満喫してみてはいかがでしょうか。

2017年、三大流星群は?

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たくさんの流星を観測できる流星群には、毎年安定して多くの流星が流れるものがあり、その最たる3つを三大流星群と呼んでいます。

1月のしぶんぎ座流星群は終了しましたが、今年はとても好条件で3日深夜から4日未明にかけて日本各地で観測できたようです。天文ファンにとって幸先の良い1年のスタートとなりました。
次は8月のペルセウス座流星群です。予測では月明かりが少し邪魔をするようですが、8月13日の深夜から明け方頃に月とは違う方向をねらってみると良いでしょう。
最後は12月にピークを迎えるふたご座流星群です。14日15時頃の昼間がピークですので前後の日の深夜から明け方に見てみてください。

ペルセウス座流星群もふたご座流星群も、2017年はまずまずの年になりそうです。

2017年一押し!「みずがめ座イータ流星群」

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どちらかというとオーストラリアなどの南半球の国々で見やすい「みずがめ座イータ流星群」ですが、2017年は近年にまれにみる好条件で観測することができそうです。
月明かりがまだ強い夜間は見づらいため、5月6日の明け方午前5:00頃に一番幻想的な流星群が見られることでしょう。

秋の風物詩、「オリオン座流星群」

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2017年のおすすめは有名な「オリオン座流星群」です。2017年は条件が良く、10月21日の午後8:00という子どもにとってもありがたい時間帯がピークとなる予定で、月明かりに邪魔されることなく、星のきらめきに集中できそうです。

2年ぶり!夏の夜空で「部分月食」を楽しもう!

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2017年に起こる月食1回(2月26日~27日)、日食2回(8月8日、8月22日)のうち、日本で観測できるのは8月8日未明の部分月食です。
深夜2時23分頃に月食がはじまり、約1時間後の3時21分に部分月食が最大になり、4時19分に終了します。
寝ている時間帯なので、実際に観測するのはもしかしたら難しいかもしれませんね。

2月26日~27日の金環日食、8月22日の皆既日食は共に海外で観測できるものなので、8月8日の深夜の月食もあわせ、インターネットやテレビ等で観てみるのもいいかもしれません。

無数の星々のきらめきに想いをはせて

星の塵が大気圏に突入し、燃え上がりながら飛んでいくのがいわゆる流星の正体です。
しかしその美しさ、秘めたロマンに胸が躍らない人はいないのではないでしょうか。2017年はアメリカで大陸を横断する形で皆既日食が起こるなど、海外でも色々な天体ショーが目白押しです。
ぜひ、家族で夜空に輝く星々を眺めながら、語り合ってみてください。

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この記事のライター