イギリスでは、大型施設を貸し切って大々的な誕生日会を行う家庭が最近増えています。どのように誕生日が祝われているのか、アクティビティや食事、ケーキなど参加したバースデーパーティーの様子や一般的な事情をご紹介します。
人気があるパーティー会場と、驚きのクラス全員ご招待!
5歳以下など、誕生日を迎える子どもの年齢が幼いうちは、招待する親御さん側は、誰が自分の子どもと仲良しなのかが分からないので、クラス全員に招待状を出すケースも少なくありません。
必ず出席しなければいけないものではないため結果として全員が参加するということはほとんどありませんが、15人以上参加することもあり得るので、家ではなく外に会場を借りて催されるパーティーが多いのです。
また、年齢が幼いうちは、子どもの数に加えて付き添いの保護者もいるので、さらに広めの空間が必要なのもひとつの理由です。
しかしながら、大人数を招待したり、会場を借りたりするのはかなりの費用もかかることから、毎年大規模なパーティーをする家庭もある一方、小学校入学後のはじめての誕生日、10歳など区切りのいい年齢など、機会を限定するケースも多いようです。
また年齢が上がるにつれてハッキリと仲の良い友人が分かってくると、少人数でのパーティーに移行していく傾向があります。
通常、こういったバースデーパーティーの費用は主催者の負担となります。参加するゲストに会費などが請求されるわけではありません。そのかわり、ゲストはバースデープレゼントを各自用意していくのが暗黙の了解となっています。
パーティーレポ:ゲームやアクティビティの内容は?
パーティープランのある会場には、専門スタッフによるエンターテイメントが用意されている利点もあります。
パーティータイムは2時間が一般的ですが、先日参加した、ソフトプレイセンターで行われたバースデーパーティーは、最初の1時間は自由に施設内で遊んだり、スタッフとゲーム(例えば「ダック・ダック・グース」などの輪になって遊ぶ鬼ごっこなど)をしたり。
次の1時間は貸し切りのパーティールームに移動しての食事タイム。軽食が運ばれてくるのを待つ間、スタッフがバルーンアートを作って、子ども一人一人にプレゼントしてくれました。
スポーツジムで行われた別のパーティーでは、テニスコートを一面貸し切って、体を使ったアクティビティを楽しめました。チーム対抗のミニ障害物リレーや大きなパラシュートを使ったボール遊びや鬼ごっこなど、スポーツをテーマにした運動量の豊富なパーティーだったため、子どもたちは、後半の軽食を食べる時間にはすっかりおなかペコペコといった感じでした。健康的なアイデアのパーティーですね。
パーティーではどんなものを食べる?
バースデーケーキは?
かわいいお土産、パーティー・バッグ
パーティーでたくさんお友だちと遊んだ帰りに、これまたステキなお土産をもらえるので、子どもたちは終始笑顔で過ごすことができます。
ちなみに、誕生日を迎える子どもへのプレゼントは、最初に会場に到着した際に渡します。すべてのプレゼントは一カ所に集められ、会場では開封されずに家へ持ち帰ってから開けるようです。
子どもの成長をみんなでお祝い
しかし、パーティーに慣れたスタッフの先導で進行がスムーズなことや、誕生日を迎える子どもの親が当日忙しくなりすぎず、ゆったりした気持ちで子どもの成長をゲストと共にしっかりお祝いできる点は、メリットが大きいのでは、と思いますよ!