「100かいだて」という設定や、そこに暮らす動物たちの生活に想像はふくらむばかり。可愛らしくて詳細に描かれたイラストは、何度読んでも飽きません。しかも物語を楽しみながら数や形にも慣れ親しめる!そんな人気絵本「100かいだてのいえシリーズ」の魅力を紹介します。
100かいだてのいえシリーズとは?
そんな不思議な空間を、ひょんなことから招かれた主人公が旅するお話です。
100かいだてのいえシリーズは、知育にもオススメ!
お話を楽しみながら、たくさんのパターンやアイデアを見ることができ、“家”の概念が無限に広がります。
わが家では、フロアの表示を順番に指で押さえながら、「1かい、2かい、3かい…10かいに着きました~!さて、次のかいには誰が住んでいるかな~?(以後100かいまで繰り返し)」と、読み進めています。
すると、お風呂で30まで数えようというと面倒くさがる4歳児も、すんなりノリノリ。そして驚くことに2歳の息子まで、数える音が心地よいようで「数えて数えて~」と催促するほど。この絵本以外では教えていないのに、すっかり100までの数字に親しんでいます。
100かいだてのいえ
著者:いわいとしお(作)
出版社:偕成社
ちか100かいだてのいえ
著者:いわいとしお(作)
出版社:偕成社
セミの幼虫がビデオで飛び方を研究したり、音楽の授業のように「みーんみーん」と鳴く練習をしているページなど、想像するだけで面白いですよね。仲間をボールにしてゴルフやボーリングを楽しむダンゴムシも子どもたちに人気です。
うみの100かいだてのいえ
著者:いわいとしお(作)
出版社:偕成社
タコは墨を吐き、ウツボは獲物と間違えてお人形をぐるぐる巻きに……。また、ヤドカリは何でもお部屋にしまうなど、生物の特徴を捉えた表現も絶妙!海ならではの海藻や岩、水の泡の様子なども必見です。
ドクターイエローに変身したウツボもお見逃しなく!
100かいだてのいえ「すうじかるた」も登場!
著者:いわいとしお(作)
出版社:偕成社
数字でカルタをしちゃおう、というこの絵本ならではの商品が発売されました!カルタははじめてというお子さまでも、大好きなストーリー&見慣れたイラストがあれば、楽しく遊べるのではないでしょうか。
フロアの数字「1~100」を使ってカルタを取ることもできれば、絵と文字でのカルタ遊びもOK。絵本では文字が少ない分、このカルタを使うとストーリーの理解が深まります。数字を並べて遊んだり、おうちを組み立ててみたりと遊び方もいろいろ。
お子さまが絵本を気に入ったら、ぜひ取り入れてみてくださいね!