2017年03月17日 公開

慣らし保育とは?保育園や幼稚園へ入園前に知っておきたいこと

最近では慣らし保育からはじめる保育園や幼稚園が多くなっています。はじめての経験や環境に、子どもが慣れてくれるかどうかは親としても心配ですよね。そこで、慣らし保育とはなにか、どんな対応が必要かをご紹介します。これからお子さまを入園させるパパママ必見です!

最近では慣らし保育からはじめる保育園や幼稚園が多くなっています。はじめての経験や環境に、子どもが慣れてくれるかどうかは親としても心配ですよね。そこで、慣らし保育とはなにか、どんな対応が必要かをご紹介します。これからお子さまを入園させるパパママ必見です!

慣らし保育とはどういうもの?

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慣らし保育は、入園する施設や預ける子どもの年齢によって多少異なります。一般的には、1日目は1時間だけ、次の日はもう少し時間を長くして……と徐々に保育園・幼稚園での生活に慣らしていきます。2歳くらいまでは1週間程度実施し、それ以降は2、3日くらいで行うところが多いです。長くなると、2週間くらい行うこともあります。
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フルタイムで働く予定の方は、短時間でお迎えに行くことができず、慣らし保育を子どもに受けさせられない場合もあります。そんな家庭のために、勤務開始日前から入園させるなど、調整してくれる園も。また、転園するケースでは、すでに子どもが保育園・幼稚園に慣れているなら、慣らし保育を行わない場合もあるようです。

子どもが慣れてくれるか心配

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wong yu liang/Shutterstock
親としては、慣らし保育の間に慣れてくれるか心配でしょう。慣れるまでの期間は子どもの性格や年齢によって異なります。人見知りがまだはじまっていない0歳児はすぐに慣れることが多いようですが、人見知りするようになると、泣く可能性が高くなります。2歳以上だと泣くことは少なくなり、親がしっかりと言葉で説明すればわかってくれます。

子どもに泣かれてしまうと、親としてもつらいですよね。しかし、親が明るく挨拶し、子どもに不安感を伝えなければ、すぐに遊びに夢中になる子どもも多いのです。仮に大泣きしても、泣くことで気持ちを発散でき、次第に慣れて保育園が楽しみになるケースもあります。

慣らし保育で気になる行動が出てきた場合

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慣らし保育をはじめると、子どもも精神的に不安になるのか、急に夜泣きがはじまった、おねしょをするようになった、ママにべったりになったなど、いつもと様子が違ってくる子も多いようです。心配になってしまいますが、このような行動は短期間だけと割り切るのがコツです。

夜泣きがあるならパパに助けを求めて、夜中のドライブに連れていってもらうのもひとつの方法です。子どもの不安は、思いっきり抱きしめることで解消されることも多いようです。愛情を確かめているのだと考え、しっかり受け止めてあげましょう。パパママはしばらく大変ですが、ずっと続くものではないのです。

時間が解決してくれることがほとんど

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朝のギャン泣きを見て罪悪感を抱くと、「我が子に入園はまだ早かったのではないか?」と悩んでしまいますよね。慣らし保育期間はママにとっても試練のときなので、働く自信をなくしてしまう方もいるようです。

しかし、多くの場合は時間が解決してくれます。1日ごとに子どもの泣く時間が短くなり、これでよかったと思える日が必ずきます。ママが動揺しないように、園の先生に子どもの様子を聞く、周りの先輩ママに相談するなどして、不安を解消できるといいですね。大変だったけど、振り返ればあっという間だったと感じるかもしれません。

大変でも、きっと乗り越えられる

慣らし保育は、子どもにとっても、ママにとっても大変な時期です。なかなか慣れてくれないと「どうしてうちの子だけ?」と不安になることもあるでしょう。慣らし保育で泣いてばかりという子もいますが、ずっと続くものではありません。不安をうまく解消しながら、パパママで協力して乗り越えていってくださいね。

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この記事のライター