かわい過ぎるおひるねアート®を見たら、一度はやってみたいと思うもの。でも、難しそう……不器用だし……なんて言わずにやってみませんか? 日本おひるねアート協会認定講師のたんのみすずさんに、手軽にできるやり方と、制作のポイントをうかがいました。
準備するもの
何かを一生懸命縫い付けたりするわけではなく、タオルなどをイメージしているモチーフやテーマの形に変形させて、赤ちゃんの近くに置くだけでいいのです。
背景には、シーツや毛布などが大きくて便利です。
テーマの選び方は?
テレビや雑誌、お家の中や窓から見える景色を参考に、どんなアートにしようか考えてみましょう。
ママって、なかなか外出ができずモンモンとしがちですが、アートのことを考えれば、気持ちも穏やかになっていけるはず。
小物をちりばめてみよう
赤ちゃんのおもちゃや、ママの小物、台所用品など、おうちにあるモノでなんとかなります。
あると便利なのが以下の3つです。
・ペットボトルのふた……雪に見立てるのに便利。細かい水玉模様にもなってくれます。
・白いガーゼ……柔らかくて、いろいろな形になりやすい。赤ちゃんのお世話にも使えます。
・フェルト……なんの形を作るにしても、切るだけでフチをかがったりしなくていいので、楽ちんです。
超カンタン! 洗濯物&風船アート
赤ちゃんを洗濯物に見立てて、ちょうどいい場所にヒモを渡すだけでも、立派なアートになります。ヒモに、洗濯バサミや、ベビー服を添えれば効果満点。カンタンです!
赤や黄色のバスタオルを円形に整えて置けば、太陽に。
風船も作りやすいモチーフ。空色のシーツを背景に、風船型にタオルを置いて、ヒモを赤ちゃんの手元につなげれば……気持ちよさそうに空中を飛ぶ赤ちゃんが! おひるねアートならではの撮影ができます。
小物をうまく使えば、こんなにカワイイ!
それにしてもどうやって作ったの!? でも、縫い付けているわけではありません。100円ショップで買った小物やおうちにあるモノをうまく使って作ったアートです。
季節感あふれる小物やオブジェがたくさん売っている100円ショップは、おひるねアートママの強い味方。
ハロウィンやクリスマスの飾りつけ用に、すでに買ってある家庭も多いのではないでしょうか?
雰囲気づくりにとっても役に立つので、活用してみましょう。
それっぽく見せるテクニック
そんなときは、毛糸で縁取りをすると一気にアーティスティックにグレードアップします。
特に角ばったもの。四角形とか三角形って、できるにはできるけど、微妙になりがち。でも、毛糸で縁取れば、カンタンにエッジのきいた四角形・三角形になってくれます。
また、細かい線を表現するときにも、毛糸は大活躍してくれます。
最後に
お子さんがちょっと大きくなったら、一緒にカンタンおひるねアートをぜひ楽しんでみてください。
*「おひるねアート®」は日本おひるねアート協会および青木水理の登録商標です。