日も長くなって、夕涼みがうれしい季節です。お祭りや花火大会に出かける機会も増えますね。お子さまの思い出作りに、また和の心を育むために、お子さまに浴衣を着せてあげましょう。今回は簡単にできる浴衣の着付けをご紹介。子ども用浴衣ならお手頃な価格で浴衣と帯のセットが購入できます。ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
お子さまの浴衣の着付け
兵児帯(へこおび)を使った簡単な結び方です。柔らかい帯ですので、結びやすいのが特長です。男の子はたれを長めにとって結び始めてください。子どもですので、衣紋は抜きません(後ろの襟部分を下げない、という意味です)。
子どもに浴衣を羽織らせます。後ろの背ぬいが身体の中心になるように。つけひもは脇の身八つ口に外側から通します。
付け紐を前でクロスさせ、ぐるっと巻いて後ろでもクロス、前に持ってきて結びます。
余ったひもの端は挟み込みます。背中にしわが寄らないように浴衣を横に伸ばします。ひもはやや下めで結ぶのがポイント。
兵児帯(へこおび)の結び方
兵児帯を女の子は15cmくらい、男の子は10cmくらいの幅に折り、身体に合わせて巻きます。てを下から上へ通して、ぎゅっと絞って結びます。
ここでしっかり結んでおくと、着くずれしにくくなります。
蝶結びの要領で、たれを上からぐるっとひと巻きし、通して右側にも輪を作ります。
形を整えてできあがり。
男の子は輪は小さめにして、たれを結び目の後ろに通し、手前に持ってきます。結び目を隠すのがポイント。
和の装いを楽しみましょう
浴衣の長さは、小学校低学年くらいまでなら、足のくるぶしが見えるくらいがかわいらしく涼しげに仕上がります。女の子は蝶結びの輪を大きめに、男の子は小さめに結んであげましょう。兵児帯は身体に合わせて、何回か巻いてあげましょう。
浴衣を着るだけでも、イベントに特別感が増します。また日本の伝統に直接ふれるきっかけになりますし、普段着のようにははしゃげないので、心と行いを整えるよいチャンスにもなります。お子さまの浴衣姿は貴重な思い出。かわいらしく着られたらさっそくお出かけしましょう。
浴衣を着るだけでも、イベントに特別感が増します。また日本の伝統に直接ふれるきっかけになりますし、普段着のようにははしゃげないので、心と行いを整えるよいチャンスにもなります。お子さまの浴衣姿は貴重な思い出。かわいらしく着られたらさっそくお出かけしましょう。