ロボット教材やプログラミング教材が集結し、それらを使って学ぶ子どもたちの様子がわかるイベント「学びロボ in Osaka 2017」が7月29日に大阪で行われました。主催は、理科教材を多数手掛けるケニス株式会社。プログラミング必修化に向けてますます熱が高まる中、イベントの様子をお伝えするべく取材に伺いました!
必修化まで3年!プログラミング教育のイマがわかる!
2020年プログラミング必修化の動きを受けて、今、プログラミングを意識したさまざまなイベントが各地で開催されています。
「学びロボ in Osaka 2017」では、先駆けてプログラミング教育を受けている子どもたちの発表会やプログラミング教材の展示・体験ブースを設置。将来我が子が、どんな教材でどんな教育を受けるのかがイメージできる、親にも子にも有意義なイベントでした。
イベントの概要はこちら。
プログラミング体験!親子で学びロボ in Osaka 2017に行こう! – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
プログラミング教育先駆け校による発表会
プログラミングでロボットを前後左右にただ動かすだけでなく、投擲(とうてき)などのゲーム性を持たせたり、mBotを好きなように飾りつけたりと、独自の工夫をする姿が印象的でした。
プログラミングを通して身につく能力は?
・プログラミングを学ぶと論理的思考力が身につく
・プログラミングを通して算数や理科などの勉強もできる
プログラミングで得られる力はChiik!読者にとっても、おそらく気になるところですよね。机に向かうよりも楽しく学べて、学習効果も高いならとても魅力的だと感じました!
はじめてでも直感的に動かせる教材が多数展示
mBotの競技会「ロボコンwith mBot byロボ団」
学校の1時限分よりもはるかに長い120分という長丁場ではありましたが、子どもたちの表情は終始真剣そのもの。集中力の切れやすい低学年の子どもたちでも、休憩を忘れて熱中している様子が見られました。
ドローンも教材に!?教材の新たな可能性も
3Dプリンターはまるでイメージ実現機!?
たとえば、手で組み立てるには細かすぎる模型も、3Dプリンターならお手の物。自分のイメージした物をそのままプリントすることもできます。
3Dプリンターがあれば、新しい機械を一から作ることも可能です。近い将来、学校単位で3Dプリンターが導入されるようになれば、子どもたちが思い思いのロボットをプリントし、そこに基盤やモーターを入れて、全てオリジナルのロボットを作れるようになるかもしれません!
仲間と一緒にトライ&エラーがプログラミング学習の鍵
プログラミング教材に共通しているのは、どれもゲームや遊びのように楽しく熱中できるものばかりという点。グループごとに試行錯誤しながら挑む姿が印象的でした。これからは、机に向かってばかりの勉強時間は少なくなるかもしれませんね。
もっと楽しく・もっと自由に学べる時代がそこまで来ている。そう考えさせられたイベントでした!