小学館が発刊している、大人気のさがしっこ絵本「ミッケ!」シリーズ。精巧な写真の中に隠されたアイテムを探していく謎解き絵本です。まだ字が読めない小さなお子さまでも楽しむことができるのがうれしいところ。そんな「ミッケ!」の特徴と、おすすめの4冊をご紹介します。
ミッケ!の特徴
これまでに20冊以上が発刊されており、それぞれテーマが異なります。日本語版の翻訳はコピーライターの糸井重里さん。リズミカルな文章が、お子さまたちを「ミッケ!」の世界に誘ってくれます。
ミッケ!たからじま
著者 :(写真)ウォルターウィック、(文)ジーン マルゾーロ、(訳)糸井重里
出版社 :小学館
宝さがしがテーマとなった、ストーリー性の高い1冊です。港町、アンティークショップ、洞窟、無人島が舞台になっています。ワクワクしながら読むことができるでしょう。
途中、「いかり」や「蹄鉄」など、お子さまにはなじみのない言葉も出てきます。パパママがサポートしながら読むとよいでしょう。
ミッケ!びっくりハウス
著者 :(写真)ウォルターウィック、(文)ジーン マルゾーロ、(訳)糸井重里
出版社 :小学館
びっくりハウスというタイトルだけあって、不思議な世界観が広がっている1冊です。ミラーハウス、手品、人形劇場などのしかけがたくさん。小さなお子さまには怖いページもあるかもしれません。しかし、少し大きくなれば、そのファンタジックな世界観にくぎ付けになることでしょう。
チャレンジミッケ!8 おもちゃ とっきゅう
著者 :(作)ウォルターウィック、(訳)糸井重里
出版社 :小学館
「チャレンジミッケ!」は「ミッケ!」より一回り小さなサイズになっています。こちらの「おもちゃ とっきゅう」はおもちゃの機関車を主人公にしたストーリー構成。遊ぶのに飽きた持ち主から売りに出されるものの、新しい持ち主のもとで輝きを取り戻すお話です。電車の好きなお子さまは特に喜ぶことでしょう。
ちっちゃなミッケ! 1・2・3とあそぼう
著者 :(文)ジーン マルゾーロ、(写真)ウォルターウィック、(訳)糸井重里
出版社 :小学館
「ちっちゃなミッケ!」はその名のとおり小型で、持ち運びしやすい大きさの「ミッケ!」です。電車や車での移動中に、気軽に遊ぶことができます。
「ちっちゃなミッケ! 1・2・3とあそぼう」は幼児向けの内容で、難易度はやや低め。数がテーマになっているため、数字に興味を持ちはじめたお子さまにぴったりです。
ミッケ!の遊び方
ひと通り遊び終わったら、今度はお互いに問題をつくって出しあってみましょう。「電球」「トランプ」「羊」などなど、絵本のなかには実にいろいろなアイテムが映りこんでいるので、長く楽しめるはずです。