産後の体はデリケートなので、まずは寝ている状態でもできるような、負荷の少ない体操から始めてください。足首をくるくる回す運動程度なら、産後すぐでも取り組みやすいはずです。

食事は和食を中心に摂るのがおすすめ。和食はカロリーを抑えられるだけでなく、母乳育児にもよいとされています。これは、和食が多品目の野菜を摂れて、栄養バランスに優れているため。赤ちゃんのためにもヘルシーで健康的な食生活を心がけてください。

また、授乳も実はカロリー消費のひとつ。積極的に母乳を飲ませてあげることも、産後太り解消に役立つでしょう。

ただし、急に慣れない激しい運動を取り入れることはおすすめしません。産後の運動は、無理のない範囲で少しずつ始めることが大切です。運動が苦手な人は、赤ちゃんをベビーカーに乗せてお散歩することから始めてみましょう。

そのためには、赤ちゃんはパパや両親にお願いして、自分の時間を持つことが大切。イライラしているな、と感じたら、ウィンドウショッピングやカラオケ、カフェでリラックスするなど、思い切って好きなことに取り組んでみましょう。

赤ちゃんが小さいうちは、授乳やお世話で睡眠不足にもなりがち。睡眠不足になると、エネルギーの消費量は変わらないのに食欲が増してしまうといわれています。

赤ちゃんと一緒にお昼寝をするなど、休めるときに休憩することも産後ダイエットを成功させるポイントです。

妊娠と出産の大役を終えた体ということを忘れず、自分の体を労りながらダイエットに取り組むようにしましょう。