2017年10月31日 公開

七田チャイルドアカデミーでの取り組み「『お受験』はじめました!」vol.6

小学校受験に塾に通わず挑んで合格した保育園児とワーキングマザーのママミーヤが、「お受験」に挑戦するまでに考えたことや実践したことを振り返る連載です。vol.6では七田チャイルドアカデミーでの取り組みで小学校受験に直結した事例についてお伝えします。

小学校受験に塾に通わず挑んで合格した保育園児とワーキングマザーのママミーヤが、「お受験」に挑戦するまでに考えたことや実践したことを振り返る連載です。vol.6では七田チャイルドアカデミーでの取り組みで小学校受験に直結した事例についてお伝えします。

七田チャイルドアカデミーとは

0歳からはじめられる幼児教室として、約30年の歴史を持つ七田チャイルドアカデミー。フラッシュカードでの取り組みが有名ですが、指先トレーニング・暗唱などのオリジナルメソッドを使って、脳内回路を形成するためにさまざまな働きかけを行います。

創立者七田眞先生の名前を取って、七田式と名付けられています。

わが家の通室歴

わが家の娘、ミヤピーは0歳6カ月の頃に七田チャイルドアカデミーに通いはじめました。

七田式のことを知ったのは、妊娠中に同僚が貸してくれた七田眞先生の著書でした。フラッシュカードの取り組みなどから詰め込み型の教育をイメージしていたのですが、右脳教育で感覚・感性を磨いていく取り組み、そして、通室するだけではなく普段から親がどのように子どもに接していくかを考えさせてくれる教育方針に共鳴しました。

また、0歳からというのは早すぎるのではないかと思われる方も多いかもしれませんが、多くの刺激を与えることにより脳内回路を開いていくことの重要性を感じました。

生徒の多くは2~3歳ごろからはじめています。語彙も急激に増える時期なので七田式の学びがすぐに反映されてくるでしょう。何歳からはじめても年齢にあった取り組みをさせてもらえますので安心です。

勉強以外にも鉄棒ぶら下がりやゲームなどのさまざまな取り組みがあります。飽きやすい子どもでも楽しく参加できるよう、それぞれの時間は短く区切り、その分たくさんの取り組みをレッスンの中に組み込んでくれるのも魅力の一つです。

土・日曜日にもクラスがあり、共働き家庭のわが家は週末に通室していました。週末のクラスはかなり人気なのですが、空きがあったおかげで働きながらでも無理なく娘を通わせることができました。

小学校受験と七田式教育

年長になった頃、先生から小学校受験をした生徒さんの話を聞きました。小学校受験対策塾には行かず、七田チャイルドアカデミーの取り組みだけで合格した生徒さんは複数いらっしゃるとのこと。

実際にわが家も受験を意識してとある塾の模試を受けさせてみたところ、思わぬ結果に驚きました。総合順位で上位10%以内に入っていたのです!

行動観察に難ありでしたが、特にペーパーの結果がよく、その塾の先生にも「一般の受験生と聞いて驚きました」と言われました。問題の内容を見ると七田の教育を受けていれば容易に思えるものが多かったのです。

自宅で親子が向き合って学ぶスタイルにも慣れていたので、娘も小学校受験の勉強に関しては特に抵抗なく普段通りで取り組めていました。

実際に役立った取り組み

右脳教育を実践する七田チャイルドアカデミーですが、「ちえ・もじ・かず」を楽しい取り組みの中から身に付けていく中で、特に記憶の能力が研ぎ澄まされていくのを感じました。

記憶

1:低年齢児の取り組み(2歳~3歳)
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小型のホワイトボードを2枚、小さい絵カード(野菜や動物など)を10~20枚ずつ2セット用意します。ボード内に枠線を引き、コマ分割します。

そして、まず1枚のボードの枠内に1枚ずつカードを並べます。子どもたちに15秒ほどそのボードを見せたあと伏せます。

もう1枚のボードに先程記憶したボードと同じ絵カードを同じ配置で子どもたちに並べさせます。

慣れてくると一度に覚えられるカードの数がだんだん増えてきますので、ボード内の枠数も徐々に増やしていきます。

2:高年齢児の取り組み(4歳~6歳)
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代表的なものとしては絵カードを2枚ずつ見せる取り組みがあります。(リンク法)

関連の全くない絵カード2枚を一度に見せて言葉でつないで覚えさせます。

たとえば、「ぶどう」と「Tシャツ」だったら、「ぶどうを食べてTシャツが紫色に汚れた」など、文章化します。

この組み合わせを20個くらい一度に見せたあと、子どもたちに片方のカードを見せ、ペアとなるカードが何かを答えさせます。

頭のなかで関連性のないものを結びつける訓練となり、記憶力が非常に高まります。この視覚での記憶と聴覚での記憶をバランス良く磨いていたおかげで、娘の場合、お話の記憶はほぼパーフェクトでした。

小学校受験の「お話の記憶」は長文が読み上げられ、その内容を記憶しておく必要があります。七田チャイルドアカデミーでの取り組みがフル活用できた領域でした。

図形

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タングラムに早くから取り組みます。

さまざまな図形を組み合わせて大きな形を作っていくのですが、平面での組み合わせに慣れたあとは、立体図形の概念を学んでいきます。大人でも難しい問題が多かったですが、子どもたちは徐々に立体図形の問題もスピーディに解いていくようになりました。

「図形」はペーパー問題の頻出領域です。2次元・3次元で図形に早くから親しんでいると、小学校受験の図形問題は特に苦労なくできると思います。

暗唱

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低年齢時は「4ページ絵本」というとても短い内容の絵本を次々に覚えていきます。まだ話すこともおぼつかない時期ですが、親と一緒に読み上げていき暗唱をしていくことで、自然とひらがなが読めるようになっていました。

高年齢になっていくと小林一茶の俳句、百人一首の暗唱がはじまります。

これらの取り組みによって記憶力の向上だけではなく語彙の大幅増加、さらに、先生の前で暗唱することで言葉をはっきりと伝える練習となっていました。

小学校受験において、試験中に先生に問いかけを受けることがあります。この受け答えも評価に含まれるのですが、はっきりと答えることに慣れていたので面接や問いかけへの返答には困らないようでした。

これらを代表例として、手先を使った取り組みなど七田チャイルドアカデミーでの学びは小学校受験でとても役に立ったことが多く、特にペーパー問題に関しての苦労はあまりありませんでした。

机の前に1時間座ることが苦でなくなった

もうひとつ、取り組みとは少し違いますが、七田チャイルドアカデミーに通っていたおかげで机の前に1時間座ることが苦でなくなりました。

0歳児から1歳くらいまでは親と一緒に座りますが、それ以降は親と離れて1人で座ります。徐々に1人で座れる時間が長くなってきて、2歳から3歳になるころにはどの子どもも1人で1時間のレッスンの間座っていることができるようになっています。

受験勉強をはじめたばかりの方に伺うと、まずじっと座らせることに苦労するという話も聞きますが、その点でも利点がありました。

七田チャイルドアカデミーで小学校受験に足りないもの

七田チャイルドアカデミーでは心の教育をとても大切にしています。

たとえば失敗してもそれを認めてあげる、そんな教育を親もするように指導されます。大いに共感しておりますが、小学校受験の世界での立ち居振る舞いという部分では親子ともに新たに学ぶ必要があります。

特に集団で課題を与えられたときにどのように振る舞うかを評価される「行動観察」には、それぞれの学校が求めている子どもの姿があります。

この部分と、絵画・制作、運動といった部分を補う必要があるものの、ある程度の基礎が作り上げられている状態なので準備期間も短く、楽になることでしょう。

七田チャイルドアカデミーは小学校受験対策塾ではないのですが、その教育内容は小学校受験にも、そして現在小学1年生になった娘の学力の基礎となっています。

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この記事のライター

ママミーヤ
ママミーヤ

フルタイムではたらくママ(時に数日にわたる徹夜あり)。 会社員から脱却し、フリーランスになるが前より忙しくなる誤算に悩む。 0歳から保育園に通う娘が一人。昨年、塾なしで小学校受験に挑戦して無事に入学。 0歳からの幼児教育・お受験の勉強を自宅で行うためのコツ・時間のやりくりなどをお伝えします!