イラストレーターのごんどうまゆです。夫と2012年生まれの元気いっぱいな息子“そうちゃん”と、都内で3人暮らしをしています。育児中の親子の学びや発見、驚きについて「ハハコイク(母子育)」としてつづっていきます。
子連れでの新幹線移動って大変ですよね…
そこで、そうちゃんが生後1ヵ月のときから年に3~4回、ほぼ親子二人で帰省している私。今回は、体験談をもとに子連れ新幹線移動のコツをご紹介します。
子連れでの座席や時間帯の選び方
新幹線には、体が不自由な方のための多目的室という部屋があり、空いていれば授乳やおむつ替えのために借りることができます。赤ちゃん連れの場合は、多目的室に近い車両を選ぶとより安心。
ちなみに、私が利用する“山形新幹線つばさ”は、11号車(先頭車両)がグリーン車になっていて、こちらに多目的室が設置されています。そのため、授乳期は隣の12号車の先頭方向の座席を予約することが多かったです。
次に気にかけたいのが、乗車する時間帯。こちらは、子どものお昼寝時間と重ねることをおすすめします。
そうちゃんは、赤ちゃんのころから2歳過ぎまで、正午過ぎに寝ることが多かったので午前11時台の電車を選ぶことが多かったです。座席に着いて昼食を食べ、お腹が満たされてウトウト……。そうちゃんが寝たときに、私も初めてホッとして休むことができました(笑)。
子連れ新幹線移動で持っていると便利なグッズ
・おやつ
食べやすく散らばらないもの。少しは時間を稼げる。
・遊び道具
おもちゃや絵本など。邪魔にならない小さいサイズ、軽いものがよい。音の出るものは周りの迷惑になるのでダメ!
そうちゃんの場合、動き回りたくて仕方がない1歳半~2歳ごろが特に大変でした。そのころは、新幹線用にそうちゃんの好きな電車の絵本を新調して挑んでました。
・抱っこ紐
ぐずったときデッキに移動してあやす際に便利。寝てしまったら、抱っこ紐のまま自分の席に戻ってしばし休息。
・ショルダーポーチ
貴重品、スマホを入れて常に携帯。何かと席を離れる回数が多いので、身に着けていると安心。その他の荷物は、リュックがおすすめ。子どものお世話に切符の出し入れ、帰省の場合は、手土産の購入など、両手を空けておいた方がスムーズですよ。
・ストール、マフラー
季節問わず温度調整のためにあると便利。デッキであやす際は、子どもと自分一緒に包んで。
子連れ新幹線移動での失敗談
グリーン車にしたものの……
夫もいたけれど、とにかく不安で……。そこで、少しでもゆとりを持って過ごせるように、グリーン車に席を取りましたが!そうちゃんが泣いた際、デッキであやしていたらほとんど座れず……。これなら指定席で十分でした。
ベビーカーは持っていく?持っていかない?
私は、ベビーカーを持って帰省したことがあります。しかし、東京駅に行くまでの在来線では、そうちゃんを抱っこして折りたたんだベビーカーを支えるのが辛かったです。しかも、実家に着いてからは車移動なのでほとんど使用せず。
帰省先の状況に応じて、逆に邪魔になる場合は、ベビーカー無しでも良いかもしれません。
子連れ新幹線移動のコツは小鉄にすること!?
ときどき通る車掌さんを憧れのまなざしで見つめたり、ケースが新幹線の形になっている駅弁を食べたり、窓から停車駅を確認しながらウットリと過ごしています。普段はおしゃべりなそうちゃんですが、新幹線を堪能するあまり無口に…(笑)。
お子さんを子鉄にしてしまうのも、新幹線移動を楽にするコツかもしれませんね。
楽しい新幹線移動を!
わが家では、そうちゃんが幼稚園に入園して、体も大きくなった3歳ころから2席予約するようになりました。大人しく座っていられるようになってきたのもこのころです。5歳になる今では、お手洗いに行く以外はずっと座っていられるので、本当に楽になりました(涙)。
きちんとマナーを守れば、周りの方も親切にしてくださいます。しっかり備えて、新幹線移動を楽しんでくださいね。