2017年12月16日 公開
年賀状はもう用意しましたか?新年のご挨拶に年賀状が届くとうれしいものです。干支をモチーフにした年賀状をフェルトや丸シール、スタンプを使って親子で手作りしてみましょう。年賀状だけでなく、いつものお絵かきにも応用できる簡単アイデアを紹介します。
年賀状はもう用意しましたか?新年のご挨拶に年賀状が届くとうれしいものです。干支をモチーフにした年賀状をフェルトや丸シール、スタンプを使って親子で手作りしてみましょう。年賀状だけでなく、いつものお絵かきにも応用できる簡単アイデアを紹介します。
フェルトを使ってチョキチョキ年賀状
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板フェルトを使って、かわいい犬を描いた年賀状です。
[用意するもの]
・ハガキ
・板フェルト
・ペットボトルキャップまたはスティックのり
・タピオカストロー(太めのストロー)
・チャコペンシルまたは油性マジック
・はさみ
・両面テープ
・丸シール(緑と黄色)
・サインペン
1.ペットボトルキャップを使って、チャコペンシルや油性マジックで、板フェルトに丸い形を取りましょう。無ければ、スティックのりなどもちょうど良い大きさです。しっぽ用には、タピオカストローなどを切って(無ければ、小さな丸を手書きしてもOK)です。同じように形を取ります。
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2.形が書けたら周囲をハサミでまず四角形にざっくり切り取って、裏に両面テープをしっかり貼ります。貼れたら、形の線に沿って切っていきます。
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3.大きい方の丸を真ん中で半分に切り、耳にしてハガキにしっかり貼り付けます。次に犬のお顔や足をペンで書いて、小さい丸をしっぽの位置に貼り付けます。
4. 緑の丸シールを半分に切って、足元に芝生に見立てて貼り付けたり、黄色い丸シールを貼って、年号を書きましょう。あとは挨拶やメッセージなどを書けば、完成です。
丸シールを半分にカットする時は、剥離紙から剥がす前にハサミで切ったほうが使いやすいですよ。
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丸シールを使ってペタペタ年賀状
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子どもが大好きなシールを使った年賀状です。100円ショップなどでも手に入る、普通の丸シールが大活躍!
[用意するもの]
・ハガキ
・丸シール
・はさみ
・サインペン(赤、黒)
2018年は戌年なので、丸シールで「漢字の犬」を作ってみました。シールをお顔に見立てて目や鼻、口を足してあげてもいいですね!
スタンプポンポン年賀状
スポンジでスタンプを作って、ポンポンポン。スタンプの柔らかいが雰囲気漂う年賀状に、もらった人も優しい気持ちになるはずです。
[用意するもの]
・ハガキ
・食器洗い用スポンジ
・ペットボトルキャップ
・スタンプ台
・ティッシュやお菓子の空き箱
・薄い紙
・鉛筆
・油性マジック
・はさみ
・両面テープ
・綿棒
1.薄い紙(コピー用紙など)に鉛筆などでハガキの形を取ります。
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2.ハガキの大きさの枠の中に、干支の絵を鉛筆で下書きしたら、しっかりとマジックで仕上がりの絵を描きます(写真A)。左右対称の形にしたい場合は、薄紙をハガキの線に沿って切ってから、絵を真ん中で2つに折って(写真B)、好きな方の形を生かして切り抜きます。最初に描いたままの絵を生かしたい時は、下絵の線に沿って切り抜いてください。
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3.下絵を切り抜いたら、ティッシュやお菓子の空き箱にマジックで書き写し、はさみで切り取ります。次に、両面テープをペットボトルキャップに貼り、切り取った紙の真ん中に貼ります。これで、スタンプ用の型紙ができあがります。
※ペットボトルキャップはスタンプする時に、押さえやすいつまみになります。
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4.食器洗い用のスポンジを、だいたいペットボトルキャップくらいの大きさにはさみで切り、自分が押したい形に整えます。ここでは、丸形にしています。整える位置は、スポンジのだいたい3分の1くらい(写真C)を目安にしてください。
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4.ハガキのどの位置にスタンプするか決めたら型紙を置いて、型から少しはみ出すように上からポンポンとスタンプしていきます。型紙がハガキからずれないようにしっかり押さえてください。
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6.自分が好きな頃合いまで押せたら型紙を外し、綿棒をスタンプ台につけ、表情を描きます。
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あとは空いたスペースにメッセージなどを書いて、完成です。
手作り年賀状を作るときの注意
● 年賀状など通常ハガキのサイズは100×148mmです。
● 紙、シール、写真などを貼付ける場合は、剥がれないように全面をしっかり密着させてあるものなら送ることができます。
● 立体的なものやハガキのサイズを越えてしまうものは貼付けられません。
● あまり厚みがあったり重さがあるものは、料金が変わってしまいます。
年賀状の料金について
2017年6月1日から郵便はがきの料金が62円となりましたが、年賀状については、受付開始の2017年12月15日(金)〜2018年1月7日(日)までは、52円で差し出すことができます。
1月8日以降は、62円になります。52円の年賀ハガキを使用する場合は、10円分の切手を貼らなければいけません。
私製の年賀ハガキについて
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私製のハガキも、年賀ハガキであれば2017年12月15日(金)〜2018年1月7日(日)までに限り、52円で差し出すことができます。
ただし、ハガキ表面の見やすい位置にはっきりと『年賀』の朱文字を書いてください。『年賀』の朱記がないものは、通常ハガキ料金(62円)扱いとなりますので、ご注意ください!
手作り年賀ハガキで新年のご挨拶を!
チョキチョキ年賀状では板フェルトを使用しましたが、折り紙やきれいな包装紙、軽い布などでも作ることができます。スタンプ年賀状では、市販のスタンプ台を使用しました。アクリル絵の具でも代用できると思います。その際には濃度に気をつけ、何度かいらない紙で押し具合を試してみてください。
手作りの年賀状が届くと、もらった人はうれしいものです。どんなモチーフがいいか親子で工夫して、ハガキ作りを楽しんでくださいね。
また、今回紹介したアイデアは、通常のお絵かき遊びにもぴったりですよ。年賀状を作ったあとも、ぜひおうちでアートに取り入れてみてください。