保育園・幼稚園の発表会といえば、演劇が定番。年少、年中、年長と成長していくにつれて複雑に凝ったものになっていきます。ここでは、年齢別の演劇の見どころを紹介します。年齢別に注目するポイントを変えることで、保育園・幼稚園に通いながら身につけた力を実感できますよ。
演劇は子どもの成長を感じられる場
そんなときに、「失敗なく上手にできるかな?」と不安がるのではなく、子どもの成長を感じるための場として前向きにとらえましょう。お子さまの、家では見られない大人びた顔を見ることができるかもしれません。
当日は、保育園・幼稚園でどんなことを学んでいるのかに着目して見てください。年少、年中、年長と大きくなるにつれ、子どもの成長をじっくりとかみしめることができますよ。
見どころを年齢別にチェックしていきましょう。
3歳児 友達と一緒に演技を楽しむ
ナレーションは先生が行うことが多いですが、簡単なセリフは園児たちの役目。「大きなかぶ」や「3びきの子ぶた」など、繰り返しが多い物語が定番です。
お子さまが演技をするのに友達と一緒に楽しんでいるか、演劇の雰囲気を感じられているかに注目してください。「自分1人ではなく、友達がいることでこんなに楽しいことができる」ということを感じられていれば花マルです。
4歳児 協力して演劇を成功させる
4歳児の演劇の見どころは、友達と協力して1つの演劇を成功させようとすること。練習のときは、友達との話し合いの場も持つように。セリフや小道具なども自分たちで工夫して考えることが多いです。
演劇を見るときは、物語のセリフや小道具などにも注目しましょう。端々からお子さまの成長が感じられるはずですよ。
また、リズム感や音感も身についてくるので、歌や合奏があることも。周りに合わせて歌ったり演奏したりする姿にも期待しましょう。
5歳児 楽しんでもらうために努力する
さらに、この頃になると自分たちだけが楽しむのではなく、「お客さんにも楽しんでもらおう」という気持ちがわいてきます。そのためにはどうしたらいいのかを友達同士で考えて、劇のストーリーもアレンジを加えたりするように。
演劇を見るときは、お客さんに楽しんでもらうために子どもたちが工夫した点にも注目して見てみるといいでしょう。
子どもの成長を一緒に喜ぼう
年少から年長まで比べてみると、大きな変化を感じられるはずですよ。