進級や入学を前に、ちょうちょ結び(リボン結び)を教えたいけれど、なかなかうまく教えられない、ということはありませんか?ちょうちょ結びの練習教材を使用すると、とてもスムーズに外れにくい結び方を習得できます。今回はおうちにあるもので制作してみました。
大事!でも教えるのが難しいちょうちょ結び
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ひも靴や、かわいいエプロン、お弁当包みの袋など、年齢が上がるにつれてちょうちょ結びが必要なシーンが増えてきます。
私立小学校の受験時にもちょうちょ結びはテストされることがあるらしく、お受験を考えているならちょうちょ結びは必修です。しかし、手先の器用さ、手先に力の入るようになる時期というのは子どもによっても個人差が大きく、なかなかできない子が多いのも現状。
紐の仕組みが複雑なこともあり、筆者自身、小学校1年生の息子がずっとちょうちょ結びができず、頭を抱えていました。
そこで、左右の紐の色を変えた教材を取り入れたところ、スムーズに習得することができました。
ダンボールでちょうちょ結び練習教材をつくろう
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市販の教材も販売されていますが、簡単におうちにあるもので制作できましたよ!
材料と用具
薄手のダンボール
ガムテープや梱包テープなど幅広のビニールテープ
靴紐2色(今回120cmの紐を半分にカットして使用)
穴あけパンチ
カッター・カッターマット
ビニールテープ(飾り付け用)
ガムテープや梱包テープなど幅広のビニールテープ
靴紐2色(今回120cmの紐を半分にカットして使用)
穴あけパンチ
カッター・カッターマット
ビニールテープ(飾り付け用)
つくり方
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段ボールを、13×13cmの正方形に2枚カットします。
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足が入るようにダンボールを広げ、少し空間を確保します。
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ビニールテープで3辺をふさぎます。
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ダンボールを13×3cmの長方形に2枚カットします。
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片側に2か所、穴あけパンチで穴をあけます。
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テープで固定。
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紐の端はセロハンテープを巻いて処理します。
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斜めに紐を通し完成です。
ビニールテープで少し色を着けました。
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蝶結び練習教材の作り方
今回はこちらの動画で紹介されていたものを参考に制作させていただきました。
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お時間のないママに……ラップの芯で簡単練習教材
カッターで作業するのが大変!という方にはこちらもおすすめ。
左右同じ紐の色になるので、少し難易度が高くなりますが、スピードアップのためや、安定感のない場所でのちょうちょ結びの練習にはぴったりです。
材料と用具
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食品ラップの芯
靴紐
ガムテープや梱包テープなどのビニールテープ
靴紐
ガムテープや梱包テープなどのビニールテープ
つくり方
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紐の中心にしるしを付け、中心をそろえてラップの芯にテープで固定します。
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あとは結ぶ練習をするだけ!
スタンダードなちょうちょ結びの結び方
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ちょうちょ結びを教える際は、子どもの背後にまわり、左右から手を伸ばして教えてあげると覚えやすいようです。
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左右の紐を交差させ、しばります。
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下側の紐(水色)を輪にします。
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輪の上から、黄色の紐をかけます。
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黄色の紐を輪にして、くぐらせます。
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形を整えて完成です。
実はひとつではない!ちょうちょ結びの方法
高速靴ひも結びをゆっくりやってみる(福原愛ちゃん式)[ロープワーク]
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ちょうちょ結びの方法が、実はひとつだけではないって知ってますか?
こちらは卓球の福原愛選手が行っている方法として知られています。イアンノットという正式名称があり、左右のバランスが取れ、外れにくいそうです。
ベルルッティ結び
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ベルルッティ結びは、美しく外れにくい。革靴によく用いられる方法です。
子供でも結びやすい蝶々結び
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羽部分を2つつくり、結ぶという方法もあります。子どもでも結びやすいです。
ほかにも探してみると、また違ったちょうちょ結びの方法がありますよ。
専用教材を作って練習しよう
コツをつかめば一生モノ!ちょうちょ結びの習得が難しいお子さまはぜひ専用教材をお試しください。足にはめるタイプは、遊びながら実践練習ができ、おすすめです。