わが子ではない、よその子の気になる点を見つけたとき、叱ってよいか悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?家庭でのしつけや教育はそれぞれ違うため、どう叱ったらよいかも悩みますよね。今回は、よその子の叱り方のコツについて、ご紹介します!
よその子は叱ってもいい?
しかし、やってはいけないことを教えることは、大人の役目でもあります。子どもにとっても、自分の親以外と接することで、家庭の外にある社会を学ぶチャンスです。
よその子の欠点を目ざとく見つけて叱りつける必要はありませんが、いざとなれば叱る、という気持ちを持っておくとよいでしょう。
よその子の上手な叱り方 4つのコツ
1.曖昧に叱らない
曖昧に「ダメよ」と言うのではなく、「◯◯すると、困る・危ないから、やめてね」と、しっかり諭すように伝えます。悪いことは悪いときちんと教えるのは、長い目で見ると、わが子以外にとっても必要なことです。
2.叱ったあとはフォローする
よその子を叱る目的は、「ダメなことはダメ」とわかってもらうことで、混乱させることではありませんよね。叱ったあとは、笑顔で対応し、子どもを不安にさせないようにしてあげましょう。
3.その家のルールを事前に伝えておく
そこで、「うちでは◯◯しないでね」などと、前もってわが家のルールを伝えて約束しておくことをおすすめします。ルールを守れない場合には遊べないと自覚させることで、社会性を学ぶ機会にもなるでしょう。
4.お互いの親と「同盟」を結んでおく
パパママ以外に悪いことは悪い、と教えて叱ってくれる大人がいることは、子どもにとっても有益なこと。もちろん、わが子と同じほどに叱る必要まではありませんが、正しく叱ることでわが子もよその子も成長するきっかけとなるでしょう。
よその子を叱れる、信用される大人でいよう
筆者も、子どもたちが大きくなるにつれて、よその子と接する機会が多くなってきました。感じているのは、自分の子どもと同じくらい、よその子の成長もうれしいものだということです。
うちの子もよその子も、同じように大きく成長していってほしいという願いを込めて、どの子どもであっても上手に叱れる大人でいたいものですね。