パパママが小さなころから現在まで、長年にわたり子どもたちに愛されてきた『ドラえもん』。そんなドラえもんが絵本になった「おはなしドラえもんえほん」は、優しいイラストと、お子さまにもわかりやすいストーリーが魅力です。今回は、シリーズ全3冊の見どころをご紹介します。
「おはなしドラえもんえほん」とは
「おはなしドラえもんえほん」は、ステキなイラストとワクワクするストーリーでドラえもんの世界を表現。ストーリーだけでなく、迷路やクイズといったゲームが楽しめるページもあります。
これなら絵本が苦手なお子さまも最後まで飽きずに楽しめるのではないでしょうか。お子さまが自分で絵本を読むときも、ワクワクしながら読み進めることができそうです。
雲の上を散歩している気分に
著者 :藤子・F・不二雄(原作)
出版社 :小学館
誰もが一度は、「雲の上に乗ってみたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。そんな多くの人の夢を、のび太はドラえもんの秘密道具「くもかためガス」を使って実現させます。
雲の上の迷路を楽しめるページもあり、まるで自分も雲の上を歩いている気分になるのではないでしょうか。
ストーリーを楽しみながら、南極について勉強できる
著者 :藤子・F・不二雄(原作)
出版社 :小学館
ドラえもんとのび太はかき氷をたくさん食べるために、氷の世界に遊びに行きます。かき氷を食べたり氷のお家や遊園地で遊んだりと、氷の世界を楽しむのび太たち。
親子で絵本を観ながら、「氷の世界に行ったらどんなことをしたい?」と話し合ってみてはいかがでしょうか。子どもならではのステキな想像の世界を披露してくれるはず。
また巻末には、南極について紹介したページが設けられています。楽しいだけではなく、知識を広めるのにも役に立つ一冊です。
一人で本を読む練習にぴったり
著者 :藤子・F・不二雄(原作)
出版社 :小学館
のび太のパパを思う優しい気持ちにほのぼのとした気持ちにさせられるストーリー。この絵本は、コミックスの2巻に収録されている「地下鉄をつくっちゃえ」をもとに描かれました。お子さまは、のび太に自分を重ね合わせ、ハラハラドキドキしながら読み進めることでしょう。
ストーリーに入り込み、ページをめくる手が止まらなくなりそう。お子さまが絵本を一人で読む練習にぴったりです。
おはなしドラえもんえほんで絵本好きに
お子さまの中には、「絵本に興味が持てない」「あまり好きではない」といった子もいるかもしれません。そんなときに、お子さまにこの絵本をそっと手渡してみてください。
大好きなドラえもんが、お子さまの絵本への扉を開いてくれるのではないでしょうか。