子育て中の忙しいママたちにこそ、ぜひトライして欲しい「朝シフト」生活。やりたいことや家事を朝にまとめてするようにしてから、日々の暮らしがより楽しく変化した様子を、コツとメリット、スケジュールまでご紹介します。
「寝かしつけ」から起きるより、子どもと一緒に就寝!
何より一度布団に入ってからまた起き直すのは辛いし、非効率ではないか思い立ち、夜はあえて「子どもと寝オチ」し、朝早い時間から活動するスタイルへと1日の生活を見直しました。
今は毎晩8時ごろから寝る支度をし、本の読み聞かせをしてから、夜8時半〜9時には、一緒に「おやすみなさい」。子どもとくっついて眠るのは、とても幸せなひとときです。それに早く寝た方が健康にも美容にもよいはず!ですよね。
家事は早朝に!できた時間で子どもとゆっくり遊ぶ
夕食の洗い物や部屋の片付け、乾燥機にかけられない洗濯物などは、不衛生にはならないよう整える程度に。我が家は夫の帰りが遅いこともあり、翌朝、夫の食器などとまとめて片付けることで、二度手間だった家事の効率化にもつながりました。
短い時間でも、子どもに集中して向き合うとお互い満足感も高く、疲れている夜でもゴキゲンに過ごしてくれることが多くなりました。
掃除を朝にルーティン化!「毎日少しずつ」が結局ラク
特に子どもが小さいうちは、どんなにきれいにしても、砂やら食べこぼしやらですぐ床がざらざらに……という日々を繰り返すもの。我が家ではそうこうしているうちに、「毎日ちょっとずつ掃除する」のが結局一番楽だと思うようになりました。
そのために大切なのは……「やることを決めること」と「時間を区切って【ざっと掃除】すること」!
この時間にこれをすると決めていると、体が動きやすく、週に1~2回きっちりやるよりも気楽。そして以前よりも家が整うようになりました。
静かな「早朝」は絶好の自分時間!
授乳中で、まだ夜中に子どもがよく起きていた時期は、好きな雑誌や本を読んだり、洗濯物をたたみながら録画したテレビ番組を見たり、ときにはあえて、ぼーっとするなど、好きに過ごす時間にしていました。
子どもが6歳と3歳になり、一度寝れば大抵朝まで爆睡してくれるようになった今は、週3~4回、短い距離ですがランニングをしています。
公開!朝時間タイムスケジュール
4:00 起床。まず居間の空気を入れ替え、お湯を沸かします。昨晩乾燥機にかけた洗濯物を出して広げ、置いておき、食洗器の中のものは出して片付け、洗い残しと夫の食器を食洗器へ。白湯やコーヒーを飲みながら、朝食のセットやお弁当の下準備を。
5:00 20分間ランニングへ。帰宅後、洗顔や身支度を整えます。
5:45 朝食準備とお弁当作りスタート。
6:00 夫起床。子どもたちを起こします。なかなか起きないので15分くらいかかり、その後は子どものお世話中心。家族で朝食をした後は、お弁当の仕上げをしながら、バタバタ準備。
7:20 乾燥機にかけられない洋服を洗濯機に入れてから、幼稚園バスの見送りに(自宅から徒歩5分)。帰宅後は食器の片付けを。
8:00 朝ドラを見つつ、昨夜の洗濯物たたみ&先ほど回した洗濯物干し。
8:20 掃除タイム。トイレ・洗面所掃除と、掃除機とクイックルワイパーの床掃除は毎日。さらに、日替わりで「掃除機をしっかりかける日」「水回りをしっかり掃除する日」を決めています。
9:00 仕事スタート!
※在宅ワーク中心で、子どもたちは同じ幼稚園に通園。朝のお迎えバスの時間がかなり早いのが特徴です。
朝時間が充実するとラクになる!
疲れている夜の家事はできるだけ手抜きするなど割り切るところは割り切り、面倒な掃除や洗い物などは、元気な朝に集中して済ませているので、結果的には楽になりました。
今はとにかく子ども中心の日々なので、もちろんときにはうまくいかない日もあります。でも、自分の好きなこともでき、子どもと遊ぶ時間も作ることができ、夜なかなか寝ない子どもにイライラすることもなくなり……と、筆者にとってはよいこと尽くしです。
皆さんもぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか?