お子さまの今を考えるのも大切ですが、先々を見据えることもやはり重要です。中学受験を検討するなら、受験予定校の情報収集は不可欠。特に名門と名高い、「男子御三家」はチェック済みでしょうか?この記事では、男子御三家と呼ばれる学校をご紹介します。
男子御三家とは
麻布中学校、開成中学校、そして武蔵中学校が男子御三家。首都圏にある私立の中高一貫校のなかでも、多くの東大合格者を輩出している3校の総称です。
1. 麻布中学校
その校風は学習面にも表れており、受験勉強に終始せず、補習や補講、日々の小テストで生徒の学習をバックアップ。学問の本質や自分で考える能力を培うことが大切にされています。
なお、麻布中学校の受験合否は4教科の学力筆記試験で決まり、面接試験はありません。
2. 開成中学校
学習面では、主要科目の国・数・英・社・理に独自のカリキュラムを導入しており、授業では教員が作成した自主教材やプリントを多用します。
また男子御三家の中で唯一、高校からの募集もある学校です。加えて高校の現役大学進学率を見ると、東大合格者数は近年連続で全国1位となっています。
3. 武蔵中学校
学習面では本物に触れることを重視し、生徒自ら調べて考えて、発表をする力を育成。建学の精神には、「東西文化融合」「世界に雄飛」「自ら調べ自ら考える」というキーワードも登場します。
この理想は授業にもよく表れており、例えば中学3年になると第二外国語の授業がスタート。ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語のなかから選んで学習を進めます。
受験は子どもの性格と校風も考慮して
とはいえ、どの学校にも異なる校風や授業内容など、特色があるものです。難関大学の合格者数だけでなく、お子さまの性格に合った学校かどうかということも踏まえながら、検討してみてください。