小さいサイズの絵本は、大人から見ると小さすぎて「見にくそう」と感じてしまいます。でもミニ絵本には、実はメリットがたくさんあるのです。そこで、ここでは小さいサイズの絵本のメリットや、子どもにおすすめのミニ絵本をご紹介します。
小さいサイズの「ミニ絵本」にはいいこといっぱい
メリットその1:扱いやすい
また、大きな絵本よりも小さな絵本のほうが、すみずみまで見渡しやすいというメリットもあります。
メリットその2:持ち運びやすい
そんなときにもミニ絵本が活躍してくれます。ミニ絵本ならカバンに入れて気軽に持ち歩きが可能。お気に入りの絵本を眺めていたら、飽きずに気を紛らわすことができるのではないでしょうか。
はじめて絵本を読むお子さまに
著者 :ディック・ブルーナ(絵)
出版社 :講談社
この絵本は、丸や三角、四角の穴をのぞいて、かたち遊びを楽しむことができます。
またページは丈夫な厚紙でできているので、赤ちゃんにそのまま渡しても壊れにくく安心です。
ベビーカーに付けられる布絵本
著者 :ゲオルグ・ハレンスレーベン(原作) アン・グットマン(原作) ひがし かずこ(文)
出版社 :岩崎書店
この布絵本は、テレビアニメでもおなじみ「ペネロペ」のもの。布絵本の中には楽しいしかけがたくさんほどこされています。絵本にはリングがついており、ベビーカーに取り付けることも可能。これなら赤ちゃんも、ベビーカーで飽きずに楽しく過ごせそうですね。
布製なので、汚れたら丸洗いすることもできます。赤ちゃんは何でも口に入れてしまいます。いつでも清潔に使うことができるのはうれしいポイントです。
外食のときに役立ちそうな絵本
著者 :原優子(人形デザイン) 佐古百美(絵)
出版社 :金の星社
そんなときに役に立つのがこの絵本です。この絵本は、かわいいくまさんがおやつをぱくぱく食べていくお話。絵だけではなく、くまの指人形がついているので、ごっこ遊び気分で絵本を楽しめます。
食事を待っている間にこの絵本を見せて、「静かに待っていたら、くまさんみたいに食べられるよ」など声がけをしてみましょう。
またお子さま自身が指を入れて、くまの人形を動かしながら絵本を楽しむこともできます。これがあれば、パパやママも少し楽に外食を楽しめるのではないでしょうか。
自分で絵本を読めるようになったお子さまに
著者 : 林 明子(作)
出版社 :福音館書店
読み聞かせのときも、子どもがパッと見ただけで絵本のすみずみまで見渡すことができます。集中して絵本の世界を楽しめるのではないでしょうか。
この絵本は、女の子がクリスマスケーキのイチゴを探しに行くお話。お話の内容も林明子さんの絵も、ほのぼのしていてほんわかした気持ちになります。
女の子は特に、自分と主人公の女の子を重ね合わせて楽しめそうです。
ひまな時間も楽しくなる
著者 :ジーン・マルゾーロ(文)、ウォルター・ウイック(写真)、糸井 重里(訳)
出版社 :小学館
また小さなサイズなので、誌面をパッと見渡すことができて探しやすいところも魅力。普通のミッケシリーズよりも、小さなお子さまでも楽しめそうです。
外出先でひまなときなどに、この絵本があれば楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。
ミニ絵本でもっと絵本を楽しんで
また自分で絵本を読むときにも、小さいサイズなら扱いやすいので絵本に手が伸びる機会も増えるのではないでしょうか。
今よりももっと絵本を楽しめるミニ絵本、ぜひお子さまのお気に入りの一冊を見つけてくださいね。