赤ちゃんの肌は大人よりもずっとデリケートです。いつも身に着けるオムツは、特に気を配ってあげたいでしょう。肌トラブルを避けるには、赤ちゃんの成長・用途に合わせて使い分けるのがおすすめ。オムツ選びに悩むパパママに向けて、選ぶポイントとおすすめ商品をご紹介します。
成長に合わせたオムツの使い分け
新生児期はおしっこやゆるゆるうんちの回数が多いうえ、肌が非常に薄くデリケート。しっかり拭き取らないと、おむつかぶれの原因となりかねません。つまり新生児期がテープタイプに限定されているのは、「ケアしやすいように」というのが最大の理由です。ゆるゆるうんちがすき間から漏れないよう、体型の異なる新生児それぞれのお腹にフィットさせやすいのも、テープタイプの特徴です。
体重が5kg程度になってくると、テープタイプのほかパンツタイプの商品も使用できます。パンツタイプはハイハイができるようになって、おむつ替えの時間もじっとしてくれない赤ちゃんにも履かせやすく便利。サイドや足回りにギャザーがついており、赤ちゃんの動きに合わせて伸縮することで、動きを妨げない工夫が施されています。
暖かい日の水遊びには、水を含んでも膨らまず、重みでオムツがずれ落ちないよう作られた「水遊び用オムツ」がおすすめです。
安いだけではNG!オムツを選ぶときのポイント
おむつは消耗品なので、どうしても「なるべく安く」と価格で選んでしまいがち。しかし品質を二の次にして、安価というだけでおむつを選ぶのはNGです。値段だけで決めない、おむつ選びのポイントをご紹介します。
サイズ
オムツのパッケージには適応体重が記載されていますが、体重が合うからといってサイズもぴったりとは限りません。実際に赤ちゃんに履かせてみて、サイズ感を確かめられるとベター。お腹回りにダボつきがないか、足回りにすき間がないかをチェックします。おむつのギャザーがしっかり赤ちゃんの体にフィットしているかを確かめましょう。
肌触り
通気性
密着性
吸水性
利便性
また、捨てるときにコンパクトに畳めるように工夫されているなど、使い勝手もチェックしましょう。
消臭性
タイプ別おすすめオムツ12選
テープタイプ
販売元:メリーズ
3層エアスルー構造で、オムツ内のムレを予防。表面に凸凹がついているため、ゆるゆるうんちでもしっかりキャッチして広がりを防いでくれます。
背中と足回りには、よく伸びるギャザー付き。おしっこお知らせサイン付きで、取り替えどきが一目で分かります。価格も手ごろとあって、多くのパパママに選ばれている商品です。
販売元:パンパース
圧倒的なブランド力を誇るパンパースは、多くの病産院でも採用されている安心感が魅力。赤ちゃんの初めての紙おむつに選ばれることも多い、定番の紙おむつと言えるでしょう。
ふわふわでやわらかな肌触りはもちろん、よく伸びて止めやすいテープなど使い勝手にもこだわった商品です。
販売元:グーン
吸収スポット付きで、おしっこを瞬時に吸収して蒸れを防いでくれる商品です。ビタミンEが配合されたさらさらの手触りで、デリケートな赤ちゃんの肌を優しく包みます。
消臭機能付きなので、外出先で使う紙おむつにぴったり。おしっこお知らせマークも付いているため、取り替えどきが分かりやすいのも魅力です。
販売元:ムーニー
絹のような繊維を編み上げたエアシルキー素材で、モレ防止に徹底的にこだわったアイテム。最長10時間分の吸収力があります。赤ちゃんの骨格にあわせた丸みを帯びた形状で、体を締め付けることなく優しくフィット。くまのプーさんがデザインされたかわいい紙おむつです。
パンツタイプ
販売元:マミーポコ
ディズニーキャラクターのマミーポコパンツは、そのデザインの可愛さから赤ちゃんも喜んで履きかえてくれると評判の商品です。深さのあるパンツが特徴で、うんちやおしっこがモレにくいよう工夫されています。新開発の吸収ジェルで、最大12時間モレの心配がありません。
販売元:ネピアGENKI
子どもの大好きなアンパンマンが、快適なオムツライフをサポート。動き回ってこすれてもかぶれにくいよう、ふんわり素材で優しく包み込みます。特に汗をかきやすいお腹回りは、3層構造で通気性もばつぐんです。
販売元:メリーズ
お腹回りとパンツ部分で蒸れの逃がし方に変化を付けた、通気性にこだわりのある商品です。お腹まわりと腰の締め付けにも差があるため、締め付けを感じさせず、おむつがズレ落ちることもありません。動きたがりな赤ちゃんでも快適に過ごせると定評があります。
販売元:ムーニー
足回りのギャザーが長めで、動き回る赤ちゃんのモレを防ぎます。約12時間分のおしっこを吸収してくれるため、お出かけのときも安心。布のように柔らかく、しなやかに伸びる素材が特徴です。
脇が簡単に手で破れるため、うんちのときの履き替えが楽にできます。
水遊び用
販売元:グーン
カラフルな海の生き物柄が、元気いっぱいの夏にピッタリです。モコモコしないため、上から水着を着ても大丈夫。立体ポケットギャザーのおかげで、とっさのうんちにも対応できます。
販売元:ムーニー
ディズニープリンセスのアリエルがかわいい、女の子用の水遊びパンツです。スリム吸収体を採用しているため、水に入っても膨らまず、しっかり吸収するのにずれ落ちません。うんちブロックギャザー付き。
販売元:グーン
水着のようなデザインで、オムツっぽさがなく使いやすいと高評価を集めています。サイドステッチが入っており、脇部分を手で簡単に破くことが可能。濡れた状態でも楽に履き替えられます。
水に入ってもモコモコせずに、ぴったりと体にフィットしてくれる使い勝手の良い商品です。
販売元:ムーニー
ムーニーの水あそびパンツは、男の子も大好きなディズニーのニモ柄。女の子用同様、しっかり吸収してもずれ落ちない点が魅力です。うんちブロック付きなので、とっさのうんちにも対応できます。
使用済みオムツの捨て方
ここではオムツの捨て方を「オムツ用のゴミ箱を使う場合」「使わない場合」とに分けて、その特徴をチェックしていきます。
オムツ用ゴミ箱を使う場合
その種類は大きく専用のカートリッジを取りつけて使用するタイプと、一般的なビニール袋が使用できるタイプのふたつ。より消臭効果が高いのは専用カートリッジを使うタイプですが、そのぶんランニングコストがかかります。オムツ替えの頻度が高い時期は特に、費用面をデメリットに感じるかもしれません。
カートリッジ不要のものは、カートリッジを使用する場合と比較して無論費用は抑えられます。しかし消臭効果に関しては、カートリッジタイプよりも劣ることが多いでしょう。
オムツ用ゴミ箱を使わない場合
育児サイトなどで、先輩ママの工夫をチェックしてみましょう。
オムツと一緒に購入したいおしりふきの選び方
シートの大きさや厚み、柔らかさなども商品によってさまざまです。口コミを参考にしつつ商品をいくつか試して、使い勝手の良いものを探してみてください。防腐剤不使用のもの、保湿剤が含まれたものなど、赤ちゃんの肌に負担をかけない工夫が施されたものもたくさんあります。
使い勝手や成分に加えて、チェックしておきたい大切なポイントが「水に流せるかどうか」という点。水に流せるものはうんちを拭いたあと、そのままトイレに流せるため衛生的で便利。ウェット・コットンと同じように、自宅用と外出用に使い分けるのも手です。
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ポイントを押さえておむつを上手に選びましょう
赤ちゃんの体の大きさや成長、動き、用途に合わせたオムツを選んで、快適なオムツライフを過ごしましょう。