乳幼児期に子どもの素質を見極め、適した指導で才能・能力を伸ばす才能教育「スズキ・メソード」は、音楽を通して、子どもの能力を総合的に育てる才能教育のひとつです。効果的な才能教育として名高いスズキ・メソードをご紹介します。親子で楽しく早期教育をはじめてみませんか。
“才能教育”スズキ・メソードとは?
子どもの脳の発達は、3歳までに約8割が完成するといわれています。乳幼児期に音楽に触れることや体を動かすことは、心身ともに成長につながるといえるでしょう。才能教育を適した時期・方法で行うことは、子どもの能力を総合的に伸ばし可能性を広げます。
世界に広がる才能教育「スズキ・メソード」
創始者である鈴木鎮一は、世界的なヴァイオリン奏者であり、才能教育の第一人者です。1946年より活動をはじめ、現在では世界46カ国にまで広がっています。
幼い頃から楽器や優れた楽曲とふれあうことで、無理なく「子どもの能力を総合的に伸ばす」ことができるため、早期英才教育としても人気です。
「音楽以外の道も開ける」スズキ・メソード
ヴァイオリニスト・ピアニスト・音楽大学教授など音楽関係の第一線で活躍する人はもちろん、法学者・医者・タレント・弁護士・将士……など、音楽分野以外でもスズキ・メソード出身者は多く見られます。
幼児期を音楽と過ごすスズキ・メソードは、頭と体の成長と情緒の安定を促し、より高い教育効果を得られます。
母語(母国語)のように音楽センスを習得
スズキ・メソードは、赤ちゃんが親の話す言葉を聞き続けることで、”母国語=母語(子どもが最初に覚える言語)”を自然と学ぶように、日常的に楽器や優れた楽曲にふれることで音楽的センスを身につけることを目的としています。
親子で学ぶことで才能開花
スズキ・メソードではレッスンに親も同席し、家庭でも練習を見守り指導することで学ぶ喜びを実感することを大切にしています。曲が弾けたときの達成感を親子で共有することで、子どもの向上心も育ちます。
「だから伸びる」 スズキ・メソードの教育法
音楽がある生活を送る
教室に親子で通い集中して練習する
自宅で繰り返し練習する
子どもの可能性を伸ばす「才能教育五訓」
1.より早き時期
吸収力が高い”言葉を話す前の乳幼児期から”より良い音楽を繰り返し聞きます。
2.より良き環境
音楽にあふれた生活環境と親との密なコミュニケーション。
3.より多き訓練
毎日、繰り返し練習することで、曲の習得だけではなく、学習習慣・忍耐力等も伸ばせます。
4.より優れたる指導者
スズキ・メソードでは研修・厳正な審査によって、指導者は「正指導者・准指導者・初級指導者」の3つの段階に分けられます。指導者である先生方も努力をし続けているのです。
5.より正しき指導法
スズキ・メソードの基本理念は「どの子も育つ育て方ひとつ」です。子どもの可能性を信じ、その子に合った指導法を行えば、どんな子も必ず伸びるはずです。
スズキ・メソード音楽教室で習える楽器
親子で優れた音楽を聞いたり、歌遊び等をすることで豊かな感性・集中力や記憶力を楽しく伸ばすことができます。乳幼児期にリズム感・表現力を育てることは、楽器を演奏する前準備になります。
スズキ・メソードで学べる楽器は、ヴァイオリン・ピアノ・チェロ・フルートの4種類。小さなヴァイオリン・幼児用の軽量フルート等を使うため、子どもの体に負担をかけず演奏を楽しむことができます。3歳前後から本格的な楽器演奏を体験することが可能です。
全国展開するスズキ・メソードは、教室ごとに特色があります。指導可能な楽器も変わるため、お近くの教室のカリキュラムを確認しましょう。
子どものペースで練習しよう
子どものレベルに合わせてステップアップできる、スズキ・メソード。無理のないペースで曲の難易度が上がっていくため、「できること」が増えていく感覚が味わえます。挑戦し努力する気持ちを育めるはずです。