わが子が生まれた瞬間の感動や名前に込めた想い、日々の様子などを記録しておくと、貴重な成長日記になります。でも、忙しくて日記を書きたくてもなかなか書けない方もいますよね。イラスト満載で、一言二言だけでも立派な記録になる、オススメの育児日記帳をご紹介します。
わが子の成長を楽しく記録しよう!
でも、あとからふっと思い返してみると、「あれ、お座りっていつ頃できるようになったっけ??」なあんて、意外と思い出せないもの。ちっちゃい子ならではのオモシロ発言も、そのときは大笑いするけど、日々育児に追われているうちに忘れちゃっていませんか。
それってもったいないです!そこで、忙しくてなかなか時間がないパパママでも気軽に書ける楽しい育児日記帳をご紹介します。写真やビデオには残せないような、日々の成長の一コマ一コマを記録できる、オススメの育児日記帳です。
赤ちゃんの様子を細かく記録できる!『スヌーピーの赤ちゃんノート』
著者:チャールズ・M・シュルツ
出版社:小学館
生まれてから1歳になるまでの1年間のできごとを記録できる育児日記帳です。生まれたときの様子から名前の由来、家族のこと、お祝いごとの記録、おでかけの記録、日々の成長の様子などを細かく書き込めるようになっています。
写真を貼るスペースやお気に入りのおもちゃや絵本を記入する欄があり、そのときの流行の歌やTV番組、ニュースなどを記録するページもあります。とにかく内容が盛りだくさん!いろんな項目があるので、楽しく書き進めることができます。
今読み返してみると、こんなにたくさんの友だちが娘に会いに来てくれたんだなあと懐かしくなります。また、娘が将来これを見て、「自分はこんなに祝福されていたんだ」と感じてくれれば、これほどうれしいことはありません。
「わ~っ、寝返りした!」なんてその瞬間は大喜びしても、数カ月後には「あれ?はじめて寝返りしたのって何カ月ぐらいだったっけ?」ってなっちゃうんですよね。でもこのノートなら、いろいろな「はじめて」の項目があるので、忘れないうちに書き込めるようになっているのがポイントです。
日々成長していく赤ちゃんだからこそ、その小さな歩みを記録しておきたい。二人目、三人目……と記録していったら、いろいろな違いや思わぬ共通点が見えてきて面白いかもしれませんよ。
おでかけやお祝事を記録するページ、お気に入りグッズや仲良しのお友だちのことを書くページ、手型や足型を貼るページなどもあるので、このノートの欄を一つひとつ埋めていけば、とっても貴重な、そして楽しい成長記録ができあがります。
スヌーピーのイラストがたくさん入っていてかわいいので、書いている本人も楽しめるのもオススメするポイントです。
愛らしいイラストに癒される!『ピーターラビットのあかちゃん日記』
著者:ビアトリクス・ポター
出版社:福音館書店
赤ちゃんの記録は残したいけど、文章を書くのは苦手……。そんな方にはこちらがオススメ!
『スヌーピーの赤ちゃんノート』と同じように、1年間のさまざまなできごとやはじめて記念日などを記せるようになっていますが、書き込み欄が小さいので、一言二言書けば十分です。
その分、余白にはかわいらしいピーターラビットのイラストがたくさん描かれていて、思い出の絵本をめくっているような気分が味わえます。
「成長のあしあと」には、生後1年間の様子を1カ月ごとに書いていく欄があります。1歳になるまでの様子が1ページにまとめられているので、あとから見返したとき、この1年の成長ぶりがよくわかります。
また、おしゃべりした言葉や、好きなものを書くページもあります。お気に入りのおもちゃや絵本、それを使って遊んでいるときの様子や読み聞かせの反応なども書き留めておくと、読み返したときに楽しいですよ。
もしかして将来、子育てに悩んだり迷ったりしたとき、この赤ちゃんノートに書いた「初心」が心の支えになってくれるかもしれません。
忙しい日々の中でも育児日記を書こうと思った理由は……
「病院について30分ほどで誕生」なんて書かれていて、「ええっ!?そんなにスピード出産だったの??」と驚愕したり(笑)。
赤ちゃんの頃の記憶は残っていないけれど、そのリアルな記録を見ていると、赤ちゃんだった自分と一生懸命お世話をしている母の様子が目に浮かぶような気がしました。
自分が母親になって読み返してみると、母の喜びや苦労もよりリアルに感じられます。また、わが子と自分の赤ちゃん時代を比べてみるのも面白いです。母の日記を読んでいたから、出産前から「赤ちゃんってこんなに面白いんだなあ」と楽しみにする気持ちが自然にわいてきたのかもしれません。
だからこそ、筆者の娘たちにもぜひ育児日記を残してあげたいと思ったのです。