2018年08月02日 公開

2歳児におすすめの習い事は?掛け持ちの数や子どもに合った習い事の選び方

子どもが2歳を迎えるころ、「そろそろ習い事を」と考えるパパママも多いのでは。この記事では、2歳児におすすめの習い事やそれぞれの特徴・効果について紹介します。お子さまにピッタリの習い事を探す参考にしてみてくださいね。

子どもが2歳を迎えるころ、「そろそろ習い事を」と考えるパパママも多いのでは。この記事では、2歳児におすすめの習い事やそれぞれの特徴・効果について紹介します。お子さまにピッタリの習い事を探す参考にしてみてくださいね。

2歳児の子どもの特徴

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0歳から1歳まではまだまだ赤ちゃんでも、2歳になると一気に子どもらしくなってきます。言葉も少しずつ覚えはじめ、簡単なおしゃべりならできるように。具体的にはどんな特徴が見られるのか、まとめてみました。

行動範囲が広がる

身体がしっかりして体力もついてくるので、自分で歩ける時間が増え、走ることもでき始める年齢です。ソファや椅子によじ登ったり、ボールを投げたり、ひとりでブランコにも乗れるように。手先も器用になってきて、スプーンやフォークを使って上手に食べられたり、小さいシールを貼ったりも得意になります。

公園へ行っても遊具で遊べるようになるので、外遊びがさらに楽しくなるはず。砂場あそびや、ごっこ遊びでままごとなどを楽しむなど、とにかく好奇心旺盛なのがこの時期の特徴です。

自我が芽生える

今までは親にやってもらっていたことも、「自分でやってみたい」という自我が芽生えるようになります。こうした欲求は自然と表れ始めるでしょう。

言葉も発達してくるので、自分の気持ちを少しずつ伝えられるように。最初は何をしゃべっているのかわからなくても、よく聞くとわかってきます。コミュニケーションを楽しめるようになりますが、自分の思い通りにならず不機嫌になってしまうことも少なくありません。

また、目に映るものがすべて興味の対象なので、とにかく何でも触って確かめようとします。上の子がいる場合は、自分も同じようにやってみたいと思うように。危険でなければ、できなくてもやらせてあげることが大切です。

反抗期に入る時期

自我が芽生えてきて「自分はこうしたい」という気持ちから、なかなか親の言うことを聞かなくなってきます。

イヤイヤ期とも呼ばれる、2歳前後から始まる反抗期は、子どもが自分自身の意思を主張したり、親の反応を試してみたりする時期。忙しいときや疲れているときに抵抗されると、正直しんどいことも多いものです。しかし反抗期は成長に必要な過程なので、少しだけ心に余裕を持って接してあげてください。

習い事を始めるのにおすすめの時期

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絵本を読み聞かせしていても、子どもが集中して聞けるようになった。本などで動物やものの名前が言えるようになった。音楽にあわせて踊ったり歌ったりするのが好き。お絵かきが少しずつできるようになってきたなど、子どもが夢中になれることや得意なことがわかってきたら、習い事をスタートしてもよいかもしれません。

保育園に通園している場合、早い段階での集団生活で、協調性もできていることが多いです。まずは体験入学などで様子をみて、大丈夫そうなら本格的に始めてみましょう。

習い事の月謝の相場

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幼児期の習い事にかける月謝は、どのくらいが相場なのか気になりますよね。

習い事で人気のあるスイミングは、週1回で月6,000~8,000円くらいが相場。安いスクールでは5,000円くらいのところもあるようです。

音楽系の習い事で人気のピアノは、全国に教室があるメジャーなところで月7,000円くらいが相場になっています。個人教室の場合は月5,000円からと少し安いところもあるようですが、下調べをしておいたほうが安心です。

学習系の習い事でメジャーな公文は、幼児、小学生のクラスで一教科が月6,480円。人気のある英会話教室は月6,000~8,000円が相場ですが、教材費や年会費が必要なこともあります。教室によって教材はさまざまなので、よく確認しておきましょう。

いずれも小学生からは月謝があがるケースが多いので、注意が必要です。

子どもに合った習い事の選び方

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子どもの将来への可能性を考えると、その子に合った習い事はなんなのか迷ってしまいそうです。

音楽や歌が好きで、リズム遊びがお気に入りならリトミックやピアノなどの音楽系がおすすめ。絵本やお絵かきが好きなら、アート教室などもよいかもしれません。

座ってシール貼りができたり、絵本をじっと座って聞けるようなら、幼児教室や学習系の習い事を検討するのもよいでしょう。2歳頃は英語の歌などに興味を持つこともあるので、英会話を始めるのもオススメです。

からだを動かすことが好きなら、運動系の習い事を。スイミングは全身運動なので、身体のバランスをつくるのには最適です。ボール遊びが好きならサッカー、走ることや遊具で遊ぶことが好きなら体操など、スポーツの習い事はたくさんあります。お子さまの適正を見て選んであげてください。

2歳から始められるおすすめの習い事

できることが増えてくる2歳児におすすめの習い事。人気のあるものや小学校にあがっても続けられるものまで、ご紹介していきます。

ダンス

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ダンスと言っても、バレエやヒップホップ、ジャズダンスなどさまざまな種類があります。

女の子に人気があるのは、華やかなイメージのバレエ。体の柔軟性や姿勢の良さを身につけることができます。ヒップホップならリズム感や、みんなと動きを合わせることで協調性もついていきそうです。

人前で発表する機会が多く、目標に向かってみんなで頑張ることで自信がつくこともメリットのひとつでしょう。

空手

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子どもの習い事として空手を選ぶメリットは、あいさつなどの礼儀作法が自然と身につくところ。空手の型を習得するために、基本の動作を主軸として練習をしていきます。

また普段の生活とは違って、先生の厳格な指導についていくので精神力も鍛えられるでしょう。まわりの子どもたちに負けたくないという、向上心や闘争心も身につくはず。級や段を上げていったりするなかで、チャレンジ精神や集中力も備わっていきます。

一方で空手を習わせるデメリットは、怪我をする可能性があるということ。それを踏まえて通わせなければなりません。

水泳

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スイミングスクールは人気が高い習い事のひとつ。赤ちゃんのときから始められるベビースイミングの教室もあります。

肺活量を鍛えるとともに、全身を使うことから運動能力を高めるにはおすすめの習い事です。小学生になるとプールの授業も始まるので、水に対して抵抗なく自然に泳げると、子どもの自信につながります。

夏休みなど短期間のコースがある水泳教室も多いので、まずはそこで体験してみて、子どもが続けられそうだったら入会するのもいいでしょう。

ピアノ

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ピアノは音楽に親しむきっかけになる習い事です。楽器が弾けることは、子どもにとっても自信がつくこと。楽譜を覚えて両手で弾くという動作は、同時に複数のことをこなすことになります。このため表現力や感性だけでなく、集中力や記憶力も身につけることができるのがピアノのメリットでしょう。

また、何度も練習して上手に弾けるようになると、大きな達成感にも。子どもにとってこの感覚は嬉しいものなので、積極的に取り組む力も養うことができます。

英語

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英語に対して先入観がまったくない2歳児には、遊びの延長で通える習い事かもしれません。特に幼児クラスは親子で一緒に楽しめる工夫をしてくれる教室が多いもの。スキンシップをはかりながら、英語の歌をうたったり、ゲームをしながら英語に親しめます。

英会話教室によって方針はさまざまなので、まずは気軽に無料体験に参加してみましょう。そのなかで親子が気に入った教室に通うのがよいかもしれません。

体操

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からだづくりの基礎や、筋肉をバランスよく使う方法がわかる体操。繰り返しひとつの動きを練習することで、自分をコントロールすることを学びます。基礎的な運動神経を身につけ、普段の生活での怪我を防ぐのにも役立ちそうです。バランス感覚を養うのにも最適と言えます。

なにより、できるようになりたいと子ども自身が挑戦する姿は、見ていて応援したくなるはずです。

リトミック

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曲にあわせて手遊びしたり、身体を動かしたりと、音楽を心と身体で楽しめるのがリトミック。音楽は心を癒してくれる効果があり、心と身体のバランスをとれるようになります。

また音楽で自分の感情を表現することは、大人になって自分の気持ちや考えを上手に伝える力にもつながっていきます。

サッカー

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サッカーは男の子に人気の習い事ですが、最近では女の子を積極的に受け入れる教室も珍しくありません。集団競技なので協調性を育てられ、瞬発力や判断力を身につけることもできます。試合ができるようになると、長時間走りっぱなしなので、持久力や基礎体力の向上も期待できそうです。

遠征やユニフォーム代、試合への付き添いなど、親のサポートが必要とされることが多いのも特徴。「親にある程度の負担がかかる習い事」と考えておいたほうがよさそうです。

習い事の掛け持ちは何個まで?

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お子さまの将来を考えると、あれこれ習わせてあげたくなるところですが、最初は2個を限度と考えておきましょう。3個以上になるとそれだけ費用がかかることはもちろん、お子さまの負担も重くなります。

せっかく幼稚園・保育園で友達ができても、習い事があるために遊ぶことができず、本人にさみしい思いをさせてしまうかもしれません。最初は1個、慣れてきたら2個、体力面にも余裕が出てくる5~6歳頃で3個を検討してちょうどいいくらいです。

子供が習い事を嫌がる場合は?

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原因

毎週のように「イヤ」「行きたくない」と泣いてしまうお子さまは珍しくないもの。対処法がわからず、困っているパパママも多いことでしょう。子どもが習い事に行きたがらないのには、以下のような理由が考えられます。

・空腹・眠いなどの生理的な要因
・人見知りや、教室への場所見知り
・苦手な先生・友達がいる
・習い事の内容への不満(つまらない、難しくてできない)
・パパママと離れたくない

対処法

まずは、パパママが習い事へ行きやすい環境を整えてあげることから始めましょう。たとえば習い事の時間帯にちょうど眠くなってしまうお子さまなら、レッスンの時間をずらすか、開始時刻から逆算して少しお昼寝させてあげるのも一案です。

2歳半以上になると、不満を2、3語の言葉で訴えることもできるはず。一度じっくりと話を聞いてあげましょう。うまく言葉が出てこないようなら、「苦手なお友達がいるの?」「レッスンは難しい?」とパパママのほうから話を引き出してあげてください。

パパママがそばに居ないことに不安を感じているようなら、「後ろから見ているよ」「ちゃんと廊下で待っているよ」と近くで見守っていることを伝え、安心させてあげましょう。後で、「大きな声が出せていたね」「転んでも泣かなかったね」など感想を伝えてあげると、「パパママはいつも見てくれているんだ」と安心して、より頑張ろうという気持ちになるかもしれません。

仮にお友達とけんかをしてしまって行きづらいという話であれば、先生に相談することで力になってくれるかもしれません。習い事が難しく、うまくできないことで悩んでいる様子なら、毎回小さな目標を立てて、達成できるごとに「やったね」と思い切りほめてあげましょう。

さらに「習い事へ行けたらカレンダーにシールを貼る」など、お子さまのやる気を引き出す工夫をしてみましょう。

子どもが興味を示したものから始めてみては?

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2歳はできることが増える年齢ではありますが、まだ集中力や体力は続かないことも多いもの。最初はあまり無理をせず、パパママは子どもが楽しんで習い事に通えるようにサポートしてあげましょう。楽しいと感じることは、子どもが自分から進んでやりたがります。

たまにはイヤイヤな時期もあるかもしれませんが、幼児期の経験は社会にでてから役立つことも多いもの。気長に見守って、その子の能力を発揮できるようにしてあげたいですね。

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この記事のライター