2018年08月16日 公開

子どもと育てよう!気軽で簡単にはじめられるグリーンのお世話

夏休み中、6歳3歳兄妹にグリーンのお世話を任せています。毎日の日課を作り、自分たちで管理すること、“生きているもの”を育てることは、子どもたちにとっても良い経験です。日々の様子に加え、忙しくても初心者でも扱いやすい、おすすめのアイテムをご紹介します!

夏休み中、6歳3歳兄妹にグリーンのお世話を任せています。毎日の日課を作り、自分たちで管理すること、“生きているもの”を育てることは、子どもたちにとっても良い経験です。日々の様子に加え、忙しくても初心者でも扱いやすい、おすすめのアイテムをご紹介します!

自分の責任で、命を育てる経験を!

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Expensive / Shutterstock.com
こんにちは!sahyuです。

最近、グリーンのお世話を楽しむようになったわが家の子どもたち。普段からちょっとした花を飾ることが多く、気が向くと水換えなどは一緒にやっていたのですが、本格的に「子どもたちの“係”」としてお願いしたのは、今回がはじめてです。

きっかけの一つは、幼稚園や幼児教室で、たくさんの子どもたちを指導されてきたベテランの先生からお話を伺ったことでした。

「これは自分の仕事」という役割をしっかりこなしながら、命を育てるという経験は、優しさと責任感を育むことにつながるという言葉が、とても印象に残りました。

子どもでも扱いやすく、育てやすいグリーンって?

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子どもたちは常に「動物や魚などを飼いたい!」と言っており、本当はそれを叶えることができたら良いのですが……。マンションでペットは禁止されていることに加え、長期休みは帰省などで年に数回、7~10日ほど家をあけることがあるため、なかなか難しいのが現状です。

そこで昨年は、小さなベランダでも育てられる紫蘇を育てはじめたわが家でしたが、マンションの外壁工事による日照不足でだめにしてしまうという悲しい結末に……。

水やりなどのお世話をする朝夕は、1日で一番バタバタする時間帯。そんな中でも子どもたち主導でお世話ができ、扱いやすく育ちやすいものはないか、いろいろと探していたところ、「豆苗」、「底面給水鉢」、「エアープランツ」の3つにたどり着き、わが家のグリーン仲間としてお迎えしました。

どんどん成長!食べられるのがうれしい「豆苗」

昨年、最初に選んだ植物が「紫蘇」だったのも同じ理由なのですが、やはり、自分で育てたものを食べられるということは、子どもたちにとっては大きな魅力。

でも、野菜は虫がつきやすいものも多く、お世話が大変と聞いていたため、虫が苦手な私自身が選ぶ勇気を持てずにいました。

そんなとき、お友だちのおうちで見かけたのが豆苗。食べる部分をカットした残りの根を水につけ、1日1、2回水を換えるだけで、ぐんぐん目に見えて成長します。

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上がカット直後。下左は3日目、下右は5日目。ぐんぐん伸びて行きます!
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スーパーなどでは100円以下で売られていることも多く、手に入りやすい豆苗。

食卓に置き、料理に使うときは子どもたちにキッチンバサミでカットしてもらうのですが、そんな作業自体も楽しそう。自分で育てたものが料理に入っているとうれしいのか、ちょっと味にクセがある割によく食べてくれます。

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豆苗はお弁当のつくねや卵焼き、お味噌汁、そばなど麺類の薬味としても活躍!他の薬味と違って、辛さはないので、子どもたちでも食べやすく、栄養が豊富な点もうれしいです。
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水やりを「鉢まかせ」にできる!底面給水鉢

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観葉植物など、室内で育てるグリーンの場合、ポイントとなるのは「正しく水やりができているかどうか」。毎日適切な量をあげることは、大人でも難しいときがありますよね。

こちらの底面給水鉢は、水を入れておくだけで、あとは鉢が適量の水分を勝手に判断して吸い上げてくれるという優れもの!わが家は、育てやすいグリーンとセットになっている無印良品のものを購入しました。

グリーンが植えられている鉢を持ち上げると、底に給水ひもがついています。

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つまみがあるので持ち上げやすい!
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このひもが、ポットに溜めた水を吸い上げて、適度な水分を補給してくれるのです。

毎朝、新鮮な水に取り替えるだけでOK!
花瓶の水換えと同じ感覚でできるので、小さな子どもにも任せやすく、子どもたちは毎朝、いろいろ話しかけながら水換えを楽しんでいます。

インテリアにも人気の「エアプランツ」

土を必要としない、ちょっと不思議な雰囲気のエアプランツ。ここ数年であちこちで見かけることが増えました。100円ショップでも売られていることがありますよね。わが家では、カプトメドゥーサエを育てています。
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なんとなくかわいらしく、存在感はあるのに場所を取らないのもうれしい。
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本当はもう少し、かっこよく飾ってみたいのですが、子どもたちが手に取りやすいよう、お皿に載せて食卓に。兄妹二人で協力してやってほしいなと思い、こちらは「ふたりで考えて水やりしてね」とお願いしています。

エアプランツには霧吹きで水をかけるので、「霧吹き係」とその間「エアプランツを持つ係」を日替わりで順番にしている様子です。

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かなり頻繁にケンカもしていますが、なるべく私は口を出さないようにガマン……。
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いずれも植物を育て慣れていらっしゃる方には物足りないかもしれませんが、わが家の子どもたちにとっては“ちょうど良い”タスクとなっています。

やはり、おうちの中にグリーンがあると心が和み、また子どもたちが自分から役割をこなそうとする姿を見るのも、親としてはうれしいもの。そして、水やりが毎日の習慣となったことで、その流れで朝ごはんの簡単な準備を手伝ってくれるようになるなど、思わぬ相乗効果もありました!

作業自体は簡単でも、子どもたち自身にすべて任せることが楽しく、「おてつだい」を続けるコツなのだなと感じています。

夏休みなど、お子さまが家にいる時間も長い時期に、小さなお子さまと一緒でも気軽にはじめられるグリーンのある暮らし、ぜひおすすめしたいです!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター