ダンボールを組み立てて、ピアノやバイク・ロボット等が作れると話題のNintendo Labo。対象年齢は小学生からですが、大人のサポートで、わが家の3歳児も一緒に楽しく遊べました!未就学児でも、Nintendo Laboを作って楽しむための工夫を紹介します。
Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ)とは?
Nintendo Labo(ニンテンドー ラボ) は、段ボールと輪ゴム、プラスチックのリングなどを組みたて、Nintendo Switch(別売)を合体させ、自分だけのコントローラー「Toy-Con」が作って遊べるキットです。ゲームソフトを組み合わせて、ピアノ・つり・バイク・ロボットの操作を楽しめるのが大きな魅力!
「つくる、あそぶ、わかる」というように、作りながら仕組みを理解でき、遊びながら発明の仕方も学べ、プログラミング的思考力を鍛える良い練習にもなりますよ。また、絵の具やシール・テープなどで、デコって遊ぶのも楽しいです!
ちなみに2018年8月現在では、「VARIETY KIT(バラエティキット)」と「Robot Kit(ロボットキット)」の2種類が発売されています。
「VARIETY KIT」は、「リモコンカー」「つり」「おうち」「バイク」「ピアノ」の5種類のToy-Conを作って遊ぶことができます。では、わが家の3歳児と一緒に作って遊んでみた様子を紹介します。
Nintendo Laboの対象年齢は?3歳の幼児には作れるの?
目安としては、保護者の方と一緒なら、6歳程度のお子さまから作ることができるように設計しています。
10歳程度であれば1人で十分に組み立てることができます。
3歳児とNintendo Laboを組み立てる
付属されている材料は段ボールと輪ゴム、シール、プラスチックのリングなどが中心。組み立てには、のりなどの接着剤やテープも必要ありません。
説明書は無く、Nintendo Switchで動画を見ながら組み立てます。
折り目をギュッとつけて、折りたたんで差し込む。これをひたすら繰り返すことで、数時間ほどで1キット完成します。
3歳児に作れそうな工程は……
・折り目をつける
・差し込む
・指定の場所にシールを貼る
でしょうか。
しかし、折り目はしっかりつかないと、キレイに完成しません。子どもが折り目をつけた後は、大人が確認して、きちんとつけましょう。
また、シールは、かなり重要な役目を果たします。指定の場所に貼れているか、こちらも大人の確認が必要ですね。
【体験談】3歳児と遊んでみた
リモコンカー
わが子が一番最初に興味をもったのは、リモコンカー。Joy-Conの振動で進むロボットです。
リモコンカーは他のキットと比べると作りもシンプルなので、すぐに完成します。対象年齢以下のお子さまでも、比較的簡単に作ることができるのではないでしょうか。
他のキットと比べて、壊れやすいのが難点ですが(わが家のリモコンカーもすでに足が折れてしまっています……)、補強の仕方がSwitchソフトの動画で確認できますよ。
つり
こちらでは、釣り糸を垂らして、魚を釣って遊ぶことができます。Nintendo Switchの画面の中で魚が竿にひっかかった瞬間に、ダンボールの竿を上げて、リールをくるくる回して釣り上げるというもの。
わが子が遊んだところ、「竿に魚がひっかかった瞬間に竿を上げる」という動作がなかなか理解できず、一人では釣れませんでした。でも、大人が釣り上げる様子や、アクアリウムで魚が泳いでいるのを見るだけでもかなり楽しいようでした!
おうち
わが家の3歳児がもっともハマったのがこちら。3つのスイッチを使って、おうちの中に住んでいる生き物と遊ぶことができるというものです。
3つのスイッチと挿す場所の組み合わせを変えると、さまざまなゲームが楽しめます。傾けたり揺らしたりすると画面の中で生き物が動きます。特に、ゲームで獲得した食べ物を食べさせることに夢中になって取り組んでいました。
バイク
アクセルをかけたり、左右に傾ければ曲がれて、かなりリアルなバイク運転を体感できます。オリジナルコースを作ることもできますよ。
3歳児の息子にコースを走らせてみたところ、コースアウトしてばかりでしたが、バイクで進んでいるということは理解しているらしく、楽しんでいました。
2018年6月からは「バイクToy-Con」で、「マリオカート8デラックス」を遊ぶことができるようになりました!他のゲームとも互換性があると、遊びの幅が広がりますよね。
Nintendo Labo × マリオカート8 デラックス
ピアノ
こちらではかなり本格的なピアノ演奏ができます。録音や再生はもちろん、好きな音を作ったり、指揮棒を使って指揮者になったりできますよ。
3歳児の息子は、まだ曲を演奏するのは難しいようですが、自由に音を出してピアノを弾いて楽しんでいました。
幼児と一緒に遊ぶための工夫は?
未就学児が、一人でキットを作ったり、すべての機能を使って遊んだりするのは難しいですが、パパママがサポートすれば、幼児でも十分楽しめるのではないでしょうか。
主に制作を楽しむのはパパママですが、ダンボールを折り曲げたり、シールを貼ったりという作業は3歳児でもある程度、参加できました。また、ゲーム自体は単純な内容が中心なので、むしろ幼児の方が楽しめるかもしれません。
ただし……乱暴に扱うと壊れてしまうので、くれぐれも丁寧に扱うよう、気をつけてくださいね!
(C)Nintendo