初めての幼稚園は、お子さまはもちろんパパやママもわからないことだらけで不安がいっぱい。そこで今回は、主な年間行事とともに、幼稚園の一年の流れなどをご紹介します。あらかじめ年間行事でどんなことをするのかを知っておくことで、不安が少し和らぐかもしれません。
幼稚園の1年の流れをチェック
●4月
・入園式
・参観日
・身体測定
・家庭訪問
●5月
・親子遠足
・内科検診
●6月
・交通安全教室
・運動会
●7月
・父親参観
・七夕会
・お泊り会
・終業式
●8月
・始業式
・遠足
●9月
・個人懇談
・幼稚園公開
・避難訓練
●10月
・工場見学
・参観日
・避難訓練
●11月
・発表会
・もちつき
●12月
・個人懇談
・参観日
・お店屋さんごっこ
・クリスマス会
・終業式
●1月
・始業式
・一日入園
●2月
・節分
・冬の遠足
●3月
・ひな祭り
・大掃除
・お別れ会
・卒園式
・終業式
このほかに、各月に誕生会が開催されていました。
筆者は北海道在住なので、他の地域とは行事の時期がずれているところもあるかもしれません。たとえば運動会。北海道では6月に開催されることが多いですが、秋に開催される地域も多いようです。もちろん幼稚園によっても時期の違いがあるでしょう。
幼稚園の行事はパパママの協力が大切
筆者の幼稚園はPTAがありませんでしたので、他の幼稚園よりは行事が少ないほうだったのかもしれません。それでも月に何度も幼稚園に足を運んでいました。
「ちょっと面倒だな」と思われた方もいるかもしれません。しかし行事に足を運ぶことで、お子さまの幼稚園での様子をこまめに見ることができます。
筆者は仕事をしていたのですが、幸い理解ある職場だったためその都度休みを取って参加していました。行事を見るごとに子どもの成長を感じることができて嬉しかったです。また行事の参加を通じ、仲の良い友人ができましたし、先生方との関係も深まりました。
しかし働くパパやママのなかには、「そんなに仕事を休めない」という方もいることでしょう。最近は共働き家庭に配慮し、行事への保護者の参加が義務付けられていないことも増えてきているようです。しかし、パパママが参加できないことで、お子さまにさみしい思いをさせてしまうことが考えられます。
共働きで幼稚園の入園を考えている方は、行事の内容や保護者の参加率などを確認しておくといいでしょう。預かり保育が充実している幼稚園は、共働き率が高いことも。その場合、行事に参加できないパパママの人数も多くなります。そういった幼稚園なら、たとえパパママが来れなくてもさみしさを感じることが少なくすむかもしれません。
保護者会・参観日の様子って?
通常、幼稚園の保護者会では、クラスの役員を決めたり幼稚園での子どもたちの様子を共有したりします。他のパパママと仲良くなるきっかけになることも。
参観日は、普段の日に行われるものと、土曜日などに行われる「父親参観」があります。親子で工作を作るなど、ただ見るだけではなく参加型のものもあります。
個人懇談の様子って?
筆者の子どもの幼稚園は、一人あたり15分ほど時間が設けられていました。あっという間に時間が過ぎてしまいますので、事前に聞きたいことなどをまとめておくといいでしょう。
幼稚園に行くときの服装は?
例えば筆者の子どもが通っていた幼稚園は、ジーンズなど軽装で参加している方がほとんど。きれいめの格好で行くと浮いてしまう雰囲気でした。しかし友人の子どもが通っていた幼稚園は、参観日などの場合はほとんどのママがスカートだったとのこと。
このように、お子さまが通う幼稚園によってふさわしい服装は異なります。先輩ママなどに事前に確認しておくと安心です。わからない場合は、スカートにカットソーなどきちんとした服装にしておいた方がいいかもしれません。
もちろんその行事に適した服装で行くことが大切。どんな服装をするにしても、派手すぎるものや露出の多いものは避けた方が無難です。清潔感があり、きちんと見える服装を心がけましょう。