宮城県にある鳴子狭は、深さ100mの大渓谷で、色とりどりの紅葉をダイナミックに見渡せる絶景スポットです。この秋は、鳴子峡でお子さまとともに、自然の雄大さを体感してみては?紅葉の絶景スポットや渋滞の回避方法など、子連れのおでかけに役立つ情報をご紹介します。
紅葉の絶景名所 鳴子狭(なるこきょう)とは?
紅葉する木の種類は、ウリハダカエデ、コシアブラ イタヤカエデ、ブナなど。色とりどりの紅葉が、この絶景を生み出しています。
紅葉の見ごろは、10月中旬~11月上旬の約2週間。期間中は、15万人もの人が訪れる、国内で人気の紅葉スポットです。
お子さま連れにおすすめ!見どころスポットを紹介
一番最初の写真が、まさにそのアングル。大深沢橋から鳴子トンネルを通過する電車を、一緒に写真に撮れるスポットとしても有名です。
なかでも、お子さま連れにイチオシの紅葉スポットは「大深沢遊歩道」です。
子連れなら遊歩道の散策がおすすめ
山道といっても、道幅が広めで勾配がゆるやかな部分が多いので、お子さまでも比較的歩きやすいのが特徴。遊歩道を歩くだけで、紅葉を思う存分満喫することができますよ。
混雑しがちなレストハウスにいるよりもゆっくりと紅葉を見られるので、歩くのに自信があるお子さまは、ぜひ散策してみてくださいね。
なお、「鳴子峡遊歩道」は、一部通行止めになっています。鳴子峡レストハウスから回顧橋までの区間と、大谷橋から約230mまでの区間は通行可能。短いコースなので、長い距離を歩くのが難しい場合、そちらに挑戦するのも良いでしょう。
ちなみに開放されている時間は、午前9:00~午後4:00です。
気になる渋滞情報!回避用法も紹介
「見晴台」のあるレストハウスを目指す国道47号線は、片側一車線しかなく、渋滞は避けられません。しかし、子どもを連れての移動では、できるだけ渋滞は回避したいところ。渋滞を回避して、紅葉を楽しむ方法をいくつかご紹介します。
渋滞回避:車編
渋滞を回避するには、とにかく早めに行動することが大切。駐車場の利用は午前7:30からなので、なるべく早め到着するようにしましょう。
なお、レストハウスの営業時間は午前8:30〜午後5:00です。
渋滞回避:電車編
陸羽東線の奥の細道ゆけむりラインを利用すれば、鳴子峡の両側にある「鳴子温泉駅」と「中山平温泉駅」まで行くことができます。
それぞれの駅から鳴子狭まで歩くと、30分くらいかかってしまうため、駅からはバス、またはタクシーを利用するといいでしょう。
渋滞回避:宿泊して温泉を楽しむプランもおすすめ
【プラン例1】
1. 朝に温泉宿に荷物を預けて散策・紅葉狩り
2. 夕方は宿の温泉でゆっくりして、そのまま宿泊
3. 翌朝、渋滞に巻き込まれない時間帯に自宅に帰る
【プラン例2】
1. 観光の前日に宿泊。温泉や周辺スポットの観光を済ませる
2. 翌日の朝早く行動し、紅葉を見る
3. 散策を終えたら、そのまま帰路へ
以上のようなプランで行動すると、ゆったりと落ち着いて紅葉を見ることができるはずです。参考にしてみてくださいね。
鳴子峡周辺の観光スポット
鳴子温泉
【所在地】
宮城県大崎市鳴子温泉
宮城県鳴子温泉観光協会= トップページ(公式)=
日本こけし館
【開館時間】
午前8:30~午後5:00
※4月1日~12月31日まで無休
【入館料】
大人 320円
高校生 160円
中学生 110円
小学生 80円
【所在地】
宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2
日本こけし館/宮城県鳴子町
鳴子狭情報まとめ
宮城県大崎市鳴子温泉
【アクセス情報】
・電車
JR鳴子温泉駅 タクシーで約10分
JR中山平温泉駅 タクシーで約4分
・自動車
東北自動車道古川IC 約50分
※駐車場(253台)あり
鳴子峡 – 大崎市ウェブサイト Osaki City Official Website
ゆったりプランでお子さまと紅葉を楽しんで
紅葉を見て季節や色彩を体中で感じることで、お子さまの感性も刺激されるはず。何よりステキな光景を家族で味わうという、思い出作りにもピッタリです。
余裕を持って行動して、鳴子峡の絶景を楽しんでください。