赤ちゃんを事故から遠ざけて、身の安全を守るために役立つ育児グッズが「ベビーゲート」です。見た目だけでなく、固定方法や開閉方法、機能などによっていくつかのタイプに分かれています。選ぶ際のポイントとおすすめ商品をご紹介しているので、購入時の参考にしてみてください。
ベビーゲートを選ぶ際のポイント
ベビーゲートの主な種類
一般的にベビーゲートタイプのほうが出入りしやすい反面、設置がフェンス型より難しいというデメリットも。フェンス型は置くだけで簡単に設置できて便利ですが、またいで出入りする行為が面倒だという声もあります。
選ぶ際に着目すべきポイント
・サイズ
一番難しいのがサイズ選びです。設置する場所に合わせたものを選ぶことが大切になります。設置する場所を決めたら、高さだけでなく忘れずに幅も測って確認しておきましょう。
・強度
ベビーゲートには、赤ちゃんや子どもを危険から守るという大切な役割があります。使用中に折れたり曲がったりするようでは事故につながりかねません。素材は何か、耐荷重はどのくらいかなどもチェックします。素材は、お手入れのしやすさにもつながる項目です。
またベビーゲートの多くは、突っ張り棒のように壁とのすき間を失くして固定します。フレーム部分の強度はもちろん、固定した部分が滑って動いたりしないかもポイント。設置可能であれば、ビスやネジで止めるタイプがズレにくくて安心です。
・ロック機能
ドアで開閉するベビーゲートは、赤ちゃんや子どもが勝手にドアを開けてしまわないようにロック機能を備えているものが大半です。ただしロック方法が簡易的なものは、赤ちゃんが触っているうちに開けてしまう可能性があります。
ロック部分にいたずら防止のカバーが付いているものや、ロック方法が複雑なものなら、こうした心配はありません。手を離したら自動でロックがかかるオートロックのものもあり、ロックのし忘れ防止になります。
・外観
部屋のインテリアを損なわないデザインというだけなく、ゲートそのものの外観にも意味があることを認識しておきましょう。ベビーゲートは、柵タイプ・ネットタイプ・目隠しタイプの3種類。赤ちゃんの様子が分かるように、柵かネットになっているものがおすすめです。なかでも柵タイプはネットタイプよりも風通しに優れています。
おすすめのベビーゲート10選
販売元:日本育児
取り付け部分が2段あるため、固定位置を選びやすいことがポイントです。別売りのパーツを付ければ幅を拡張できます。ドア部分が前後に開くほか、手を離すと自動で閉まるオートアシスト機能付きです。
販売元:カトージ
片手で開閉ができるタイプで、扉は前後に開きます。杉の風合いが優しく、ナチュラルなインテリアにこだわる家庭にもおすすめです。扉は手を離すと自動で閉まります。
販売元:コンビ
レバーを軽く押すだけで簡単に開閉ができますが、レバー位置は118.3cmと高いところにあるため、赤ちゃんが手を伸ばしても届かず安心です。別売りのフレームを取りつけることで幅を拡張でき、最大105cmまで対応します。
販売元:リッチェル
取り付け金具やそのほかのパーツが床面に一切ないバリアフリー構造になっており、出入りする大人がつまづく心配のない商品です。扉は片側にしか開かないため、階段上に置いても誤って開いて転落してしまうようなことはありません。
販売元:日本育児
シンプルで、どんなインテリアにも馴染みやすいベビーゲートを探しているパパママにおすすめです。片手で楽に操作でき、手を離すと自動でドアが閉まります。前後に扉が開くため、場所を選ばず設置できるところも魅力です。
販売元:エンドー
開けたあとに自動で閉まるオートクローズシステムを採用。片手で操作できて、ドアは両方向に開きます。水拭きできるため、普段のお手入れも楽々です。ヨーロッパEC基準適合品、生産物賠償責任保険付きで信頼感があります。
販売元:ラスカル
スウェーデンデザインのおしゃれでスタイリッシュなベビーゲートです。ネジ止め固定式なので、賃貸住宅の場合は事前に取り付け可能か確認しておきましょう。耐久性・衝撃性に優れたメッシュ生地を採用しています。シースルーになっているため、反対側が確認しやすいのもポイントです。
販売元:JTC
トリプルロックでしっかりとロックされるため、好奇心旺盛な赤ちゃんにも安心して使用できそうです。オートクローズ機能を搭載し、手を離すと自動で閉まります。別売のアダプターを取り付けると階段の上下でも使用できます。
販売元:Fairy Baby
ロックがかかっている状態とそうでない状態が一目で分かるため、ロックのかけ忘れに気が付きやすい商品です。サイズ展開も10種類と豊富で、使いたい場所の幅に応じた商品が見つかるでしょう。圧迫感がないため狭い部屋にもおすすめです。
販売元:日本育児
ゲートが自立するため複雑な組み立てがなく、必要なときに簡単に設置できます。高さは約60cmで2歳頃まで使用可能。ネット部分はメッシュになっているため通気性も抜群です。階段の登り口には使えますが、階段上には不向きなので注意してください。
ベビーゲートの設置に適した場所
室内にどのような危険が潜んでいるのかをチェックし、用途に合うベビーゲートを選びましょう。