2018年09月20日 公開
チャイルドシートを嫌がる赤ちゃんを上手に乗せるコツ
子どもがチャイルドシートを嫌がり困った経験はありませんか?チャイルドシート嫌いの子どもを車に乗せるのは大変な作業。いざ乗せても座席で泣いている赤ちゃんがかわいそうで、運転に集中できないなどの問題もあります。ここでは、上手に乗せるためのポイントを紹介します。
子どもがチャイルドシートを嫌がり困った経験はありませんか?チャイルドシート嫌いの子どもを車に乗せるのは大変な作業。いざ乗せても座席で泣いている赤ちゃんがかわいそうで、運転に集中できないなどの問題もあります。ここでは、上手に乗せるためのポイントを紹介します。
赤ちゃんがチャイルドシートを嫌がる理由
赤ちゃんがチャイルドシートを嫌がるのには、理由があるはずです。原因を知ることで良い対処法が見つかるかもしれません。チャイルドシートを嫌う理由には、以下のようなものが考えられます。
チャイルドシートに乗っている環境が不快というケース
装着することで身体が締め付けられ、窮屈さを感じて嫌がっている場合あります。夏場であればシートと身体が密着して温度が高くなり、蒸れて不快なのかもしれません。
チャイルドシートに乗っていることが不安というケース
新生児の時期に多いのが、シートにひとりで座ることに不安を感じているケースです。大人にとっては少しの時間の移動でも、赤ちゃんはなかなかそれが理解できません。パパママが抱っこをしてくれないことへの不安、パパママの姿や見えないことへの不安などで号泣してしまいます。
チャイルドシートに乗っている時間が退屈というケース
遊ぶことが大好きな赤ちゃんにとって、走行中は自由に遊ぶことができない退屈な時間。暇をもてあまして機嫌が悪くなってしまうことがあります。乗るときは機嫌が良くても、時間が経つにつれ泣き出す場合は退屈しているのかもしれません。
赤ちゃんがチャイルドシートを嫌がるときの対策
赤ちゃんがチャイルドシートを嫌がる原因から、対処法を検討してみましょう。
まずはチャイルドシート内の環境が快適かどうかチェックします。暑い・寒いなどの問題は、シートの素材選びやカバーの設置で対策を。日差しがまぶしくないか、窓ガラスからの熱が暑くないかも忘れずに確認しておきます。
パパママの姿が見えずに不安がっている場合、シートを設置する場所を変更したり、頻繁に声かけをして安心させたりといった工夫をしてみてください。抱っこができない代わりに手を握るなど、体に触れてあげるだけでも安心できます。
子どもが喜ぶような音楽を流すのもおすすめです。車内で過ごすことに退屈してしまう赤ちゃん対策でも同じことが言えますが、車内でしか遊べないようなベビー用おもちゃを用意するのも一案。アンパンマンやディズニーなど、子どもが好きなキャラクターのDVDを見せてあげるのも良いでしょう。
赤ちゃんをチャイルドシートにスムーズに乗せるコツ
乗せるときは体が窮屈でないか、またはシートとフィットせずに不安定でないかをチェックし、位置を調整してあげましょう。服装の厚みなどを考え、季節によってベルトを調節することも大切です。安全のためにも、パパママが快適な環境を整えてあげてください。
チャイルドシートに乗り慣れていないために嫌がっているケースもよくあります。この場合、乗り慣れることである程度の不安は解消できるでしょう。普段から室内でチャイルドシートに乗る練習をするほか、パパママも上手に子どもを乗せられるよう練習をしておくとスムーズにいきます。
またパパママが「泣かれたらどうしよう」と不安に感じたり、上手く乗せられなくて焦ったりすると、赤ちゃんもその変化を敏感に察知して不安になるもの。笑顔でしっかり声かけしながら、焦らずに乗せてあげることもポイントです。
赤ちゃんをチャイルドシートへ乗せるために役立つアイテム
子どもにとって快適なドライブ空間が保てるように、専用のグッズもたくさん市販されています。たとえばチャイルドシートに取り付けられるおもちゃや、シートの温度環境が良くなるような保温・保冷シート、後部シートからでも運転者の顔を確認できるベビーミラーなど。こうした専用グッズもうまく取り入れてみましょう。
子どものチャイルドシート嫌いを克服して快適なドライブを
チャイルドシート嫌いの子どもはたくさんいますが、イヤがるのには必ず理由があります。まずは赤ちゃんを不安にさせている原因を探ってみることが大切です。泣いている理由に検討がついたら原因を取り除き、赤ちゃんの不安や不快感を解消してあげてくださいね。