日々の生活の中で、何気なく繰り返しているドアの開閉。正しい作法でドアを開閉することは、所作を美しく見せるだけでなく、出入りで自分や周りの人にケガをさせないことにもつながります。正しい室内出入りの作法を紹介します。
正しいドアの開閉、意識できていますか?
毎日のことなので、無意識に体を動かしているだけかもしれませんが、間違った方法でドアを開け閉めしていると、動きに無駄が多くなってもたついてしまったり、続いて入ろうとする人にぶつかってしまったりする可能性もあります。
特に小さな子どもは、ドアで遊んだり、力まかせに開閉したりと、危ないことをしがちなもの。
開閉する本人も、周りの人もケガをしないように、ドアの正しい扱い方を教えておきましょう。
今回は、引いて開けるタイプのドアを例に開け方を紹介していますが、押して開けるタイプでも基本的な動作は同じです。
STEP1:ドアを開ける
STEP2:中に入る
STEP3:ドアを閉める
ドアの開閉時に注意すること
ドアを開閉しているときは、後方から続いて入る人がいる場合もあるので、ドアを背にして、後ろ手で閉めることのないようにしましょう。
「出入りの作法」は大事な場面でも役立つ!
そこで正しいドアの開け閉めの方法を教えたところ、ケガも減り、無駄のない整った動作で出入りができるようになりました。
また、入試や面接など、ドアを開けるときは、相手に第一印象を与えるタイミングであることも多いものです。
普段から正しい手順で出入りをしていれば、緊張していても自然に動けますし、試験官や面接官にも好感を持ってもらえます。
日々の生活の中でも、また人生の大切な場面でも必要になる「正しい出入りの作法」を、ぜひ親子で実践してみてくださいね。