子育てには悩みがつきもの。そんなとき、汐見稔幸さんの書籍を手にとってみてはいかがでしょう?汐見稔幸さんは、子育てのヒントやメッセージをたくさん発信している「保育の専門家」。育児の疑問や親子のかかわり方など、いま解決したい悩みに応えてくれる書籍をご紹介します。
育児・幼児教育の専門家「汐見稔幸」
育児は少し肩の力をぬいて、考えすぎないことが大切。遊びのなかからたくさん学ぶことがあると、あたたかな目線からメッセージを送っています。
育児のヒントがたくさん詰まった汐見稔幸さんの書籍。なかでも、子育て真っただ中の悩めるパパママを支える4冊をピックアップしていきます。
子どもの未来のために読みたい一冊
著者 :汐見稔幸(著)、新田新一郎(編)
出版社 :学研
子どもの幸せを思って保育することの本質、身のまわりのあらゆることが保育につながっているなど、知っておきたいことが盛りだくさん。子どもの未来への想いが、汐見稔幸さんらしい穏やかな口調でつづられています。
冒頭は対談形式で書かれているため、じっくりと本を読むのは苦手という方にも読みやすいはず。
はじめての子育てにおすすめ
著者 :汐見稔幸(著)
出版社 :主婦の友社
この書籍が教えてくれるのは、「自分に自信が持てる子」に育てることの重要さ。好奇心や自主性、やってみようと思う気持ちを伸ばすための、シンプルなルールを提案しています。
子育ての指針に迷っているパパママにぜひ読んでほしい一冊です。
子どもが集団生活をはじめるときに読みたい本
著者 :(株)日本保育サービス 発達支援課調査研究チーム(編著)、汐見稔幸(監修)、稲田尚子(監修)
出版社 :PHP研究所
※ 品切れ重版未定 電子書籍のみ
この本では、子どもの1日の集団生活を絵本形式で紹介。じっとしていられない、うまく話を聞けないなど、子どもがどんなときにつまずきやすいのかが見えてきます。
解決のためには、まず行動の理由を理解してあげること。「できる」という自信を子どもが持つためには、パパママのサポートが大切だと汐見稔幸さんは考えます。苦手なできごとに対する具体的な対処法も解説されている、今すぐ使える1冊です。
怒る前の上手なコミュニケーションを知りたい
著者 :天野ひかり(著)、汐見稔幸(監修)
出版社 :サンクチュアリ出版
いつもなら怒ってしまう日常によくあるシーンを例に、具体的な対応法を解説。接し方に困ったときの対応がわかり、すぐに実践できそうです。パパママ、どちらの目線も載っているので、一緒に読んでみてください。
読み進めるうちに、お子さまに合わせた接し方がよくわかります。
子どもはパパママが大好き
いちばん忘れないで欲しいのは、子どもはパパママが大好きだということ。特に幼児期はパパママと一緒に遊んだり、話をしたりすることに何よりの喜びを見出します。子どもの気持ちに寄り添って、接してあげましょう。
もし育児に迷ったときは、汐見稔幸さんの本からヒントを得てみてくださいね。