ゲオマグは、磁石内蔵のバー、スチール製ボール、プラスチック製パネルを組み合わせてさまざまな造形ができる知育玩具です。上下・左右だけでなく、角度も自由につけられ、複雑で美しい形を組み立て可能。8歳の娘と「プロエル」で遊んでみました。
「ゲオマグ」ってどんな知育玩具?
Geomag Pro-L 75 (Tutorial)
58mmのバーの中に磁石が内蔵されていて、スチール製のボールをバーの先につけられます。
バーとボールで骨組みを作り、壁のようにパネルをはめていくことで、複雑で強固な立体図形を作り上げることができるのです。
「ゲオマグ」は子どもの「発想力」「創造力」「探求心」を育てる!
平面の三角形や四角形はもちろん、サイコロのような立方体も、パーツを増やせば二十面体のような多面体も作れます。
シンプルなおもちゃだからこそ、子どもの発想力や創造力を刺激し、トライ&エラーを繰り返したくなる探求心を育めるのです。
ヨーロッパでは教材としても利用されていて、「親が選ぶ最優秀玩具賞」、「親子で遊ぶ玩具金星賞」など、数多くの国際的な賞を受賞していることからも、知育玩具としてのレベルの高さがうかがえます。
8歳から遊べる!「ゲオマグ プロエル」はどんなおもちゃ?
「ゲオマグ プロエル」は他の製品よりも強力な磁石が内蔵されています。強い磁力により、緻密で丈夫な構造物を組み立てられますが、パーツの取り外しに少し力が必要です。そのため、対象年齢は8歳以上となっています。
ボールはスチール製で磁石は入っておらず、厳しい国際的安全基準を満たした玩具ではありますが、誤飲しないよう小さなお子さまのいる家庭では充分に注意してくださいね。
内容物は?
・バー:26本
・ボール(スチール製):20個
・三角のパネル:14枚
・四角のパネル:12枚
・五角形のパネル:3枚
・説明書
高品質なスイス製ということもあり、どのパーツもなめらかで高級感があります。シルバーとクリアブルーという組み合わせが知的で美しく、大人が手にとっても違和感のないおもちゃです。
どうやって遊ぶ?
バーの先にどれだけボールが連なるか試してみたり、バーの同極部分を押し当てて磁力の反発を感じたり、バーとボールを組み合わせてゆらゆらと動く作品を作ってみたりと、磁気のおもちゃならではの楽しみ方ができます。
8歳の長女が実際に遊んでみました
今回、長女にはあえて予備知識なしで、黙って「ゲオマグ プロエル」を渡したところ、「磁石でくっつくの?おもしろいね!」と驚いていました。まずは、バーにたくさんボールをくっつけたり、何本もバーをつなげて長い1本の棒を作り出したりしていましたよ。
バーの方向を整えて作品を完成させると、「ボールでつなげた部分は揺れるし、動くのに落ちないんだね。磁石の力ってすごいね」と改めて感心していました。
こんな作品が作れます
スケルトンとシルバーのパーツでできた作品は、子どもが作ったとは思えないほどおしゃれな仕上がりになります。リビングに飾っておいてもオブジェのように様になるのが良いですね。
「ゲオマグ」の魅力とは?
自由度が高く長く遊べる
ヨーロッパでは大人のファンも多く、「ゲオマグ」で巨大な構造物を作ったり、アート作品を組み上げたりする人も少なくありません。
子ども時代だけでなく大人になっても楽しめるため、飽きることなく長い期間、遊べそうです。
「構造」や「形」を遊びながら学べる
ゲオマグでさまざまな形を実際に作ってみることで、図形への理解が進み、複雑な立体図形の構造も把握しやすくなるでしょう。
また、「サイコロのような立方体は、上から手で押すとすぐ壊れてしまう」「でも四角錐は、上から力をかけても壊れにくい」といった「形」の特徴についても、ゲオマグを使えば簡単に検証できます。
わが家の長女も、「大きな橋に三角形の部分が多いのは、四角形よりも強いからなんだね」と納得していました。
小学生になっても「ゲオマグ プロエル」なら親子で遊べる!
でも「ゲオマグ プロエル」には、大人も作品を組み上げたくなる魅力があります。わが家でも、子どもとアイデアを出し合いながら、夢中になってさまざまな形を作り、親子で楽しむ時間ができました。
親も子も好奇心を刺激される「ゲオマグ プロエル」を使って、ぜひ家族皆で「想像したものを形作る楽しさ」を共有してみてくださいね!