幼児にとって時計の読み方を覚えることは至難の業。一方、できるだけ早く時間を意識できるようになって欲しいパパママも多いでしょう。子どもが仕組みを覚えやすく、読みやすい時計はどのように選べば良いのでしょうか?子ども部屋の時計の選び方と、おすすめ商品をご紹介します。
お子さまにあった時計の選び方
子ども部屋に時計を置くメリット
最初のうちはパパママから時計を見るよう、意識的に声かけをしてあげましょう。「長い針が10のところへきたら、〇〇しよう」と、わかりやすく伝えます。次第に「お昼を食べるとき、いつも針が12の近くにある」など、生活と時間との関係性に気づくことが出てくるはず。
大まかにでも時間の感覚がつかめるようになれば、あとは長針と短針の役割を覚えるだけです。
・約束ごとを守れるようになれる
時計を見る習慣がついていないうちは、「針が12を指したらお片付けしよう」など声をかけても、ついつい見過ごしてしまうでしょう。もちろん約束を破ろうとしたわけではないので、叱る必要はありません。繰り返し時計の存在を意識させれば、時間を見て約束を守れるようになります。
お子さまにあった時計の選び方
未就園児や園児の場合は、時計という存在を認識させることが第一。視認性が高く、文字は大きめで、針も太めのものを探しましょう。きちんと時計の読み方が理解できるようになったら、今度は好きなデザインのものを与えます。お気に入りの時計があれば、自然と時間を守る習慣が身につくはずです。
「はじめての時計」にピッタリのわかりやすさ
販売元:SEIKO
文字が大きくて見やすく、時間がグラデーションになって色分けされています。文字盤にほどこされている工夫で「青色の短い針が、黄色の3時を指したらおやつにしよう」など、パパママも教えやすいでしょう。知育時計の一種ですが、色合いがかわいらしくポップなので、子ども部屋にも馴染みそうです。
ドラえもんが時間の学習を手伝ってくれる
販売元:イコークロック(Seiko Clock)
ドラえもんが時計の仕組みと1日の予定を教えてくれる、キュートな知育時計です。プレートに貼り付けられるマグネットが付属し、「分」や「生活時間」の学習ができます。プレートに貼り付けられるキャラクターシールもあるので、「青くて短い針がジャイアンになったらご飯だよ」といった教え方も可能。
中央の黄色いねじは針回しになっており、「3時の2時間後は何時?」などの問題を出したとき、実際に触って答えを出せます。壁掛け・置き時計のどちらとしても使える万能さも魅力です。
温かな風合いをした木製の時計
販売元:HELLY(ヘラー社)
文字盤の横にかわいらしい動物たちが12匹います。「12時のおうまさんに長い針が届いたら、お片づけ」という具合に、小さなお子さまにもわかりやすい指示が出せます。ポイントは、ただ「おうまさん」とだけ伝えるのではなく、「おうまさんは12時、あるいは0分」と関連づけることです。
穴を覗けば何時何分かがすぐわかる
販売元:ゴルネストアンドキーゼル(Gollnest & Kiesel)
子ども部屋の時計とはいえ、デザインにもこだわりたいという方におすすめ。木製で文字盤の発色がよく、飾っているだけでおしゃれです。5分刻みの時間が載っているため、「分」の読み方がわからないというお子さまでも覚えやすいでしょう。
長針・短針それぞれに穴が開いており、その穴を覗くと何時何分なのかがひと目でわかります。お子さまにも覗きやすいよう、低めの位置に設置してあげてください。
5.星空のデザインがキレイです
販売元:Fanessy-jp
時計を読むことに慣れてきたら、少し大人っぽいデザインかつ、文字が大きめのものを選んであげると良いでしょう。星空のデザインが素敵なこちらの時計は、時計特有の「カチコチ」という音が出ない設計になっています。音がすると集中できない、夜眠りにつくときに怖いと感じるお子さまには、静音設計のものがベストです。