横に何度倒しても起き上がる「おきあがりこぼし」。乳幼児向けのおもちゃとしてさまざまなものが売られていますが、カプセルトイ(ガチャガチャなど)の空カプセルと紙コップがあれば、家で作ることもできます。3ステップでできる、おきあがりこぼしの作り方を紹介します。
おきあがりこぼしの材料
・空カプセル
・紙コップ
・重りになるもの(粘土やビー玉など)
・のり、テープなどの接着剤
紙コップは、空カプセルと同程度の直径のものを使いましょう。筆者は直径65mmの空カプセルと約205mlの紙コップを使用しました。
直径が異なり厚紙などで調整する場合や、紙コップと空カプセルをしっかり固定したい場合は、のりやテープなどの接着剤も用意しておくと良いでしょう。
今回はおきあがりこぼしに飾りをつけたかったので、次のようなものも用意しました。
・折り紙
・はさみ
・ペン
飾りはシールやクラフト用のモールなど、好きなものを準備してくださいね。
【STEP1】空カプセルに重りを入れる
おもりが動いてしまうときは、接着剤で空カプセルに固定してください。
この状態で揺らしてみて、起き上がるかどうか確認しておきましょう。
【STEP2】紙コップを空カプセルにかぶせる
動かしたときに紙コップがずれてしまうようなら、接着剤で空カプセルに固定してください。
【STEP3】紙コップに飾りをつける
筆者は折り紙を切り取ってネコの絵を描き、紙コップにはりつけてみました。
もちろん、紙コップに直接絵を描いても大丈夫です。
作ったおきあがりこぼしを転がしてみました!
単純なおもちゃですが、ゆらゆらと揺れる様子はかわいらしく、「どうして自分で起き上がるの?」「こちらの方に押すとどうなるの?」という子どもの知的好奇心を刺激することもできます。
子どもが自分で絵を描いたり飾ったりしたおきあがりこぼしなら、いっそう愛着も生まれますよ。
家族皆でおきあがりこぼしを作ってみよう!
おきあがりこぼしは、転がっても自分で起き上がることから、不老長寿の意味合いで「不倒翁(ふとうおう)」と呼ばれたり、「七転び八起き」の言葉と結びついて、だるま型のものが作られたりと、とても縁起の良いものです。
簡単にできるので、パパやママだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんとも、ぜひ一緒に作ってみてくださいね。