2019年02月18日 公開

子ども用シートベルト枕の作り方 車の中でも安眠できる!

子どもが3~4歳ごろになると、チャイルドシートから、車の3点式シートベルトをそのまま利用できるジュニアシートへ切り替えるご家庭が増えてきます。ジュニアシートでのお昼寝がより快適になる、シートベルト枕の作り方を紹介します。

子どもが3~4歳ごろになると、チャイルドシートから、車の3点式シートベルトをそのまま利用できるジュニアシートへ切り替えるご家庭が増えてきます。ジュニアシートでのお昼寝がより快適になる、シートベルト枕の作り方を紹介します。

シートベルト枕が便利な理由

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Ruslan Shugushev / Shutterstock.com
子どもは車に乗せるとよく眠るもの。

チャイルドシートの多くは、座席のクッション性が高く傾斜もついていて、子どもが快適に眠れる仕様になっています。

一方でジュニアシートは、車の3点式ベルトをそのまま利用するタイプも多く、背もたれがついていないか、もしくはついていても直立に近いものが増えます。

そのため、ジュニアシートで子どもが眠ってしまうと、頭が揺れて不安定になってしまったり、首が下がって肩や背中を痛めてしまったりする場合があります。

そこで便利なのが、シートベルトに装着できる「シートベルト枕」です。

助手席・後部座席のどちらであっても簡単に取り付けられ、子どもの頭を支えてくれるので、安心して眠れます。

市販されているものもありますが、今回は100円ショップで購入できるアイテムを使って手作りしてみました。

シートベルト枕の材料

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シートベルト枕
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今回シートベルト枕を作るのに使った材料は、次の通りです。
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布やタオル

シートベルト枕の本体になる布です。布のサイズは、シートベルトの長さや好みに応じて調整してください。

子どもの肌が触れるものなので、肌触りが良く、汗でベタつかないものがおすすめです。

筆者は100円ショップのダイソーで買った、34cm×74cmのシャーリングタオルを準備しました。こちらを縦半分に切って利用します。

もちろん、20cm×80cm弱の布地を2枚用意していただいても大丈夫です。

わた

シートベルト枕の中にきつめにつめるので、多めに用意しておくと安心です。

筆者は今回300gほどのわたを使いました。

かばんテープ・ファスナーテープ

シートベルト枕を固定できるように、かばんの持ち手などに利用するかばんテープと、ファスナーテープ(面ファスナー・マジックテープ)も準備しました。

今回筆者が使った各テープの長さは次の通りです。

・かばんテープ:約15cm×6本=約90cm
・ファスナーテープ:約8cm×6本=約48cm

固定するためのテープは、リボンなどで代用しても良いですよ。

シートベルト枕の作り方

タオルを縦半分に切る

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34cm×78cmのタオルを、縦半分に切ります。
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ほつれないように、切った部分を折り返して縫っておきます。

ファスナーテープをかばんテープに縫いつける

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かばんテープを約15cm、ファスナーテープを約8cmに切り、それぞれ6本ずつ用意します。
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かばんテープとファスナーテープを縫い合わせます。
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枕をシートベルトに固定するためのパーツができました。

タオルにテープを縫いつける

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タオルの裏側に、写真のようにテープを待ち針で留めます。
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テープをタオルの表側に折り返し、外側を縫います。6本分同じように縫いつけてください。

タオルを縫って表に返す

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2枚のタオルを中表に重ねて、わたを入れる返し口を残してミシンで縫います。
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縫い終えた状態です。
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返し口から表に返すと、写真のようになります。

わたをつめる

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返し口の部分からわたをつめていきます。
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このとき、わたはクッションのようにふんわりと入れるのではなく、ちょっと固いかなと思う程度にしっかりと入れておいた方が、子どもの頭を支えるホールド力が高くなります。
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わたが入ったら、返し口の部分を手で縫って完成です。

シートベルト枕のできあがり!

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大きな筒のようなシートベルト枕ができました。

ほぼ直線縫いのみでできるので、不器用な筆者でも2時間ちょっとで作り終えることができました。

自分で作ると、子どもの好みの柄や、肌触りの良い布地を選べますし、大きさも自由に変えられるのがうれしいですね。

シートベルト枕があればジュニアシートも快適

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筆者の3歳の次女は、長らくチャイルドシートを使っていましたが、いよいよ体も大きくなってきたため、ジュニアシートに移行したばかりでした。

座席は広く使えるようになったものの、頭を支えるものがなくなったことと、シートベルトが頬に当たりやすいことが気になるのか、どうにも落ち着かない様子。

今回シートベルト枕を作って装着してみたところ、「やわらかくて気持ちいい」とご機嫌で、あっという間に枕に頭を置いて眠ってしまいました。

必要なものはすべて100円ショップで用意したので、材料費はトータルで約700円。コストパフォーマンスの高い仕上がりになったと思います。

車内のお昼寝が快適になる子ども用シートベルト枕、ぜひ作ってみてくださいね!

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