2019年03月03日 公開

離乳食中期の食事の注意点は?食事の分量や作り方

離乳食の進め方やレシピ、分量などさまざまな悩みを感じているパパママも多いのではないでしょうか?離乳食中期は、メニューもマンネリ化しがちです。中期の離乳食をよりスムーズに進めるためのヒントをご紹介します。

離乳食の進め方やレシピ、分量などさまざまな悩みを感じているパパママも多いのではないでしょうか?離乳食中期は、メニューもマンネリ化しがちです。中期の離乳食をよりスムーズに進めるためのヒントをご紹介します。

離乳食中期の進め方

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生後7~8カ月になると、「離乳食中期」と呼ばれる時期に差しかかります。離乳食初期の流動食のような状態を卒業して、舌で押しつぶせる程度の柔らかい状態の固形物へとステップアップするのです。お粥も7分粥くらいのものにしてみましょう。

離乳食の回数も、これまで1回だったところを1日2回に増やします。離乳食後に母乳または、ミルクを与えます(飲まなければ飲ませなくてもok)。その他に母乳は赤ちゃんが欲しがったら飲ませてあげてもOKですが、ミルクの場合は、1日3回程度にしておきましょう。

赤ちゃんの成長は個人差が大きいため、月齢はあくまで目安程度。赤ちゃんの様子を見ながら進めていってください。一般的な分量よりも少ないからと言って、無理矢理食べさせる必要はありません。

中期の離乳食はどれくらいの量がいいの?

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最初は子ども用のお茶碗で半分程度食べられれば十分です。ほかに、おかずとなるものを少し足してあげましょう。

これを中期と呼ばれる間の1~2カ月程度をかけて、子ども用のお茶碗の7分目程度まで、徐々に増やしていきます。

もっと食べたがる赤ちゃんもいれば、離乳食の進みの遅い赤ちゃんもいます。この時期は食べる楽しさを教えてあげるつもりで、焦らず進めることがポイントです。

離乳食中期おすすめレシピ

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野菜などの固形物は、豆腐の固さを目安にするとスムーズに進めやすくなります。中期は離乳食で栄養の30~40%程度が取れることを目標にしてみましょう。

ジャガイモとにんじんのスープ

(材料)
ジャガイモ 大さじ1
にんじん 小さじ1
赤ちゃん用コンソメスープ 大さじ2
赤ちゃん用ホワイトソース 小さじ2

(作り方)
1.ジャガイモとにんじんを赤ちゃん用のコンソメスープで柔らかくゆでます。
2.赤ちゃん用のホワイトソースと混ぜ合わせたら完成です。

ほかに、柔らかくゆでてみじん切りにしたブロッコリーなどを混ぜても色合いがきれいになるためおすすめです。

冷凍保存できる離乳食中期のレシピ

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離乳食は食べる分をその都度作るのが一番ですが、まとめて作って小分け冷凍しておけば、時間もかからず便利です。

白身魚のお粥

(材料)
白身魚
だし汁(または赤ちゃん用だしスープ)

(作り方)
1.薄く取っただし汁で、白身魚を柔らかくなるまで煮ます。
2.製氷皿などを利用して、1食分ずつ細かく分けて冷凍しておきましょう。

赤ちゃんのお粥を作るときは、白身魚1食分を取り出し、凍ったままお粥と一緒に炊けばOKです。

野菜入りうどん

(材料)
ゆでうどん
大根
にんじん
ほうれん草
だし汁(または赤ちゃん用だしスープ)

(作り方)
1.ゆでうどんと野菜を5mm程度に刻んでおきます。
2.具材を薄く取っただし汁で柔らかくなるまで煮ます。
3.冷ましてから製氷皿で1食分ずつ小分けに分けて冷凍します。

食べるときは電子レンジで解凍してください。小さくした鶏のささみなどもおすすめです。大人のうどんを作るときに、別のお鍋でまとめて作っておくと便利です。

バナナやヨーグルトを使った離乳食中期のレシピ

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栄養価の高いバナナやヨーグルトも、赤ちゃんに積極的にとり入れたい食材です。ただしヨーグルトはアレルギーの心配も。はじめて食べる場合は食後、赤ちゃんの様子に変化がないか注意して見守りましょう。

バナナパン

(材料)
バナナ 10g
食パンの白い部分 1/4~1/5枚
赤ちゃん用ミルクまたは湯冷まし

(作り方)
1.食パンは小さくちぎり、赤ちゃんのミルクか湯冷ましで柔らかくしておきます。
2.バナナをフォークでつぶし、柔らかくなった食パンを混ぜて完成。

自然な甘みがおいしい離乳食です。

リンゴヨーグルト

(材料)
リンゴ 20g
人参 10g
ヨーグルト 50g

(作り方)
1.リンゴと人参は5mm角程度に刻んで、柔らかくなるまで水でゆでます。
2.柔らかくなったら取り出して冷まし、熱が取れたらヨーグルトと和えて完成です。

便秘がちな赤ちゃんにもおすすめの献立です。

子どものペースに合わせて離乳食を作ろう

離乳食中期になると、より食べ物らしい形で食事ができるようになります。食べることに興味が出てくる赤ちゃんも多いものですが、一方で離乳食の進むペースが遅めの赤ちゃんも。

子どもの成長は個人差が大きいため、不安になることもあるかもしれません。焦らず長い目で見て付き合いましょう。どれだけ食べられたかよりも、パパママとの食事を通して、食べる楽しみが伝わったかどうかが大切です。

校閲:管理栄養士、離乳食アドバイザー:八木沢秀美
※Instagramもやっておりますので、よろしければご覧ください
https://www.instagram.com/yagisawa_hidemi

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この記事のライター

コバヤシ トモコ
コバヤシ トモコ

奈良県出身/フリーライター/週末釣り部/海と釣りが好き/ 優しいダンナ君と優しい中学生の双子男子のステップファミリー