日本語を習得する上で親が絵本の読み聞かせをするのはほぼ必須事項。それは英語においても同じです。英語絵本は、子どもにとって英語学習の重要なツール!ではどんな絵本を選べばいいか、実際にわが家で使っていた英語絵本とともにご紹介します。
絵本なら抵抗感なく子どもでも英語に触れられる
わが家では、娘のミヤピーが3歳ごろから英語絵本の読み聞かせをスタートしました。
この時期は耳を育てることを特に大事にしており、英語を読むことはそれほど意識していませんでした。当然、絵本に書かれている英語を娘は読めません。とはいえ、絵を楽しんだり、ときには絵を指さして英語を発語したりと、英語絵本を通して楽しい時間を持てていたのではないかと思います。
娘とはいろんな英語絵本を一緒に読みました。そんな中で感じた英語絵本の選び方や、実際に反応が良かった絵本をご紹介しますね。
大好きなアニメの英語絵本
Peppa Pig: Little Library
著者:Peppa Pig
出版社:Ladybird
これはイギリスの人気アニメ「ペッパピッグ」の絵本です。子ブタの女の子が主人公の楽しいお話です。
娘はこのアニメを見てから大ファンに!お気に入りのアニメになりました。それを知ったある方が、「ペッパピッグ」の小さい絵本セットをプレゼントしてくださり、読めはしないものの、絵柄やストーリーを気に入って娘はよく絵本を眺めていました。そして、私が読むとすごく喜んでいました。
サイズも小型なので、子ども自身が手に取りやすく、外に持ち運びやすいのも良かったです。お出かけのとき、よくバッグに入れていました。
お出かけに便利な、大好きなアニメの絵本はこちら
よく知っているお話の英語絵本
THE VERY HUNGRY CATERPILLAR
著者:Eric Carle
出版社:Philomel Books
エリック・カールの代表作「はらぺこあおむし」は、きっと誰もが読んだことのある超が付く有名な絵本だと思います。娘も保育園などでよく読み聞かせしてもらっていたようで内容は知っていました。
そこで、娘にこの英語絵本を渡してみたところ、文字が英語になってもまったく抵抗を示さずに楽しくページをめくっていたり、私の読みきかせも喜んで聞いてくれました。
この本を導入して気付いたことは、「知っている話だと英語でもほとんど抵抗がないな」ということ。そこでディズニー映画の英語版などの絵本を買って読んであげたりもしました。
有名なお話の英語絵本はこちら
CD付きで発音も学べるパルキッズの英語教材絵本「I can read」
英語のかけ流し教材として利用していたパルキッズから発売されていた英語絵本の教材「I can read」。こちらも買ってみてよかったと感じました。
こちらは普通の絵本ではなくオンライン絵本です。しかしWEB上のデータをダウンロードして印刷し、上の写真のように自分で小さい冊子に仕立てることもできます。手作り感満載の絵本ですが、娘は意外と気に入ってくれ、よく眺めていました。まだ英語を読めるわけではありませんでしたが、描かれている絵が子ども心をくすぐるものばかりで、絵を見ながら単語を言ったりするようにもなりました。
一番いいと思った点は、CD付きだったこと。絵本の内容をCDでかけ流すことができます。英語の読み聞かせが苦手なパパママなら、CDを流しておけばOKですし、お子さまと一緒に発音を学び直すきっかけにも!
私が購入した時はなかったのですが、現在はオンラインレッスンやプリント学習がセットになるなどサービスも充実。英語を読む力を育てる教材としておすすめです。
英語絵本の効果
文字が読めず英語を理解していない段階だと、英語で絵本なんて読んでもしょうがないのではないかと感じるかもしれませんね。でも、1〜3歳ごろでも、耳はちゃんと育っている時期です。
聞いて、目で見た映像情報と合わせて「こういうものだ」とざっくりと認識しているようだったらそれでOKではないでしょうか。
子どもは記憶力がいいので、文字は読めずとも記憶して読み上げたりしてびっくりすることもありました。絵の情報と言葉の情報が結びつけば、3歳くらいの子なら読書の目的は達成したと私は考えています。
娘も、フォニックスを学び、文字が読めるようになったあと、急速に一人で英語が読めるようになりました。
まずはお子さまの好きなもの、興味のあるものをテーマにした英語絵本を探して、一緒に楽しんだり読み聞かせてあげるといいのではないでしょうか。
読むことに自信がなければCD付きの絵本がおすすめです。でも、ただかけ流すだけではなく、CDを流しながら子どもと一緒に絵本を見て、発音してみるなど、ぜひ親子の時間にしてほしいです。
それでは次回もお楽しみに!