「英語の音を流すだけでいい」という「かけ流し」。確かに簡単ではありますが「続ける」ことがとても難しい!意外と負担が大きい!ママミーヤも失敗を重ね、挫折しかけました。その結果たどり着いたわが家流のかけ流し法をご紹介します。
英語のかけ流しを続けた効果
「たくさんの英語のシャワーを浴びせよう」という広告のフレーズを見たことがありませんか?
以前、こちらの連載でも書いたように、わが家では英語のかけ流しを乳児のときから習慣として続けています。
【小1から英検チャレンジ】Vol.2 ”英語耳”を育てる「かけ流し」 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
現在、娘は小学校3年生になりましたが、日本で育った子どもとしては聞き取りはかなりできる方だと思います。理解できる単語であれば間違いなく聞き取ります。
現在英検2級を目指していますが、特に対策せずともリスニング問題ははほとんど回答できる状態です。
実際は何度も挫折しかけた!
娘が生まれてからの8年間。もちろん、ずっとかけ流しをし続けられたわけではありません。ついつい忘れてしまったり、面倒になったり……。
CDをセットして再生するだけなのに、なぜこんなに面倒なのか?!と投げ出したくなるような気持ちになったことも。
挫折するほど面倒なのはなぜか、その理由を自分なりに考えてみました。
挫折1:CDプレーヤーを使って再生するのが面倒
音楽を聞くときに使うCDプレイヤーで再生をしていましたが、CDを変えるのが面倒でついつい同じCDをずっとかけ流してしまいます。そのうち再生ボタンを押すことすら面倒になり……。
機種によるかもしれませんが、私の持っていたプレイヤーは曲順の編集ができず、何度も聞いているうちに親がだんだんと飽きてしまいました。
そして、CDプレイヤーを使うと、その周辺でしかかけ流しができないというのも面倒に感じるようになった理由の一つでした。
挫折2:iPadに取り込む作業がつらい
曲順を変更したい。いろんなCDからかけ流しで使うものをピックアップしたい。という要望を満たすため、iPadに曲を取り込むことにしました。
曲順変更だけではなく、取り込んだ英語のお話や曲から好みのものをピックアップしてリストを作れるので、月に1回かけ流しリストを新規作成して、再生し続けました。
しかもどこにでも持ち運べて便利!旅行にも持っていける!と満足していたのに、
CDをパソコンに取り込む
↓
iPadをパソコンに繋いでデータを移す
といった作業がだんだん負担に感じるようになってきました。
そして、現在
PCを音楽専用に
今振り返っても、あまりに面倒くさがりな自分に驚くばかり。しかし、面倒な気持ちというのは新しい何かを生み出す原動力になることは人間の過去の歴史からも証明済みの通り、そんな私でも続けられるかけ流し方法を自分で考えてみました。
まずはCDから取り込んで編集する作業を軽減させるために、買い替えを検討していたデスクトップPCを音楽専用にすることを決意。CDを入れて音声や楽曲データを取り込むだけではなく、曲順変更はもちろん、リスト作成などが容易に行なえます。
PCはスリープ状態をキープしておき、わざわざ立ち上げなくても済むようにしておきました。(電源を入れる作業すら面倒だと感じるなんて……苦笑)
キーボードにちょっと触れるだけでスリープ解除になるので、かけ流しをはじめたいときにすぐにスタートできてラクラク。ノーストレスです。
複数の機器を行き来することもなく手間を最小限にすることで、極度の面倒くさがりな私でも、かけ流しを継続できるようになったのです!
置き場所にも工夫
娘は小学校受験の勉強もリビングで行っていました。
リビングとダイニングがつながっているタイプの間取りで、ダイニング付近のスペースに少し余裕があったので、PCはそこに置きました。勉強も食事もゆったりくつろぐときも、起きている間はだいたいリビング・ダイニングにいるので、この場所に置くのがちょうどいいと思ったからです。
聞き流しのために場所を移動することも面倒だったので、この置き場所は正解だと感じました!
紆余曲折ありましたが、このスタイルにたどり着くまでになんと4年かかったわが家。
子どもは自分ひとりで学習習慣を身につけることはできません。
小さいうちは親のヘルプが絶対必要です。
だからこそ、親が挫折しないように工夫を続けるのが大切ですね……。
かけ流し初期にどんな英語音声を聞いていたか?
以前の記事にも書きましたが、わが家ではパルキッズの教材を使っていました。そのCDをPCに取り入れてかけ流しをしていました。
現在の教材はオンラインでかけ流しができるようになっているので、CDをセットしたり取り替えたり、PCにわざわざ取り込む必要がありません!
また、Young Children’s Picture Dictionary Student Book with CDという子ども用の辞書に付属していたCDもおすすめです。娘はしばらくこればかり聞いていた時期もありました。
歌がふんだんに入っていて楽しみながら聞けますよ!
via amazon.co.jp
著者:PRENTICE HALL
出版社:Pearson Education Asia Ltd.
子どもの英語のかけ流し学習を続けるためには、親の習慣化が大事!成果を感じるまでに時間が要するので、途中で「本当に続ける意味があるのか?」と心配になるかもしれませんが、日本で英語学習をしたいのであれば耳を作ることはとても重要です。
お子さまと一緒に自分も続けられる方法を見つけて、ぜひかけ流しにトライしてみてほしいです!
次回もお楽しみに!