2020年から小学校に導入される「プログラミング教育」。その入り口として今注目を浴びているのが「アンプラグド」です。アンプラグドプログラミングとは何か、どんなメリットがあるのか、そしてアンプラグドでプログラミングが学べる絵本・ゲームをご紹介します。
2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化
しかし小学校で行うプログラミング教育の目的は、コーディングを覚えることではなく「プログラミング的思考」を育てること。プログラミング的思考とはコンピュータやプログラミングの概念を基本として、問題を解決する考え方のことです。
アンプラグドプログラミングとは?
授業では絵本やゲームなどを使って、楽しくコンピュータの仕組みなどを学ぶことになるでしょう。本格的なプログラミングの学習の入り口として、アンプラグドプログラミングは特に小さな子どもにはぴったりです。
アンプラグドプログラミングのメリット
またアンプラグドプログラミングは、教えられたことを覚えるだけの受け身の学習ではありません。子どもたちが実践を通して、自ら答えを探して行くことが奨励されています。
子どもたちにとっての一番のメリットは、通常の座学より「楽しいこと」でしょう。黒板や教科書とにらめっこするのではなく、絵本・ゲームなどのアクティビティで学べるため、子どもたちが積極的に興味を持ってくれます。
絵本でアンプラグドにチャレンジ!
著者 :リンダ・リウカス(著) 鳥井雪(訳)
出版社 :翔泳社
実際の教材としても使われている4歳からの絵本で、はじめてのアンプラグド体験にはぴったり。フィンランド人の女性プログラマー・リンダ・リウカス氏が手がけた、世界中で大人気の知育絵本です。
前半の主人公・ルビィの宝石探しの冒険ストーリーと、後半の練習問題でプログラミングについて楽しく学べます。「コード」などの難しい言葉は出てこないので、小さな子どもでもパパママと一緒に無理なく学習を進められるでしょう。