幼児から小学生までが通える英語学童、Kids Duo(キッズデュオ)。先日、子どもたちを連れて近くのスクールに無料体験を兼ねた説明会に行ってきました。仕事と子育てに忙しい共働き家庭でも、無理なく続けやすいキッズデュオのサービスや、気になる費用についてご紹介していきます。
キッズデュオって一体どんなところ?
私も、英語学童という存在を知ってから気になっていたので、体験の日を心待ちにしていました。
まず扉を開けると、息子の名前が受付カウンターに書かれているのが目に入りました。
数名のスタッフがフレンドリーに、『Hi!〇〇!』と息子の名前を呼んでで出迎えてくれて少し人見知りなところのある息子の顔も緊張がほぐれたようでした。
そこからは、子どもと離れてスクールの説明を聞いている間、本来なら3歳からですが2歳の次男も一緒にレッスンを受けさせてもらいました。ちょうどそのときは、はさみや色ペンを使って工作をしていたようで2人とも夢中になっていました。ネイティブの先生と日本人の先生1人ずつに、3歳から6歳の未就学児が15名くらいおり、まるで幼稚園で見るような光景でした。
説明では、キッズデュオは学習塾や幼児教室などを世界で1700以上展開する「やる気スイッチグループ」が運営していることを知りました。今までは何気なく通り過ぎていましたが、わが家の近所にもいくつも教室があることに気付きました。40年以上もの長い年月をかけて、教育に力を入れている会社ということを知り、安心感と本気度を感じました。
『お子さまの第2の家として、英語を通じ、子どもたちの興味や好奇心を様々な角度から刺激する新しいタイプのプリスクール/アフタースクールです。』
とあり、ただの英語塾ではなく、英語をツールとして学校でも家でもない、もう一つの居場所のような感覚で子ども達を保育してくれる場所という印象を受けました。机に座っての勉強がなかなか長時間続かない、まだ低年齢のうちから実生活を通して自然に英語が身に着くのは嬉しいですよね!
実際私の息子も、短時間ではありましたが、以前体験に行った英会話教室よりも楽しかったようです。家に帰ってきてからも、もらってきたプリントを使って弟と一緒に発音練習をしていました。
キッズデュオは小学生を持つワーママに特におすすめ!
キッズデュオでは、3歳になった未就園児から小学校卒業までの子どもが通うことができます。(ただしトイレトレーニングが完了していることが条件)
私が説明を聞いて、一番いいなと思ったのが、送迎サービスです。
学校が終わる時間に車で迎えに行ってくれて、帰りは自宅まで送り届けてくれるサービスがあるのです。
仕事が忙しいワーママにとって、習い事の送迎はかなりの負担です。
何か習い事はさせたいと思いながらも、小学校低学年だと一人で習い事に行かせるのも心配ですよね。
キッズデュオの送迎サービスは、そんな忙しいお母さんの味方になってくれること間違いなしです。
基本プランでは19時半まで(幼児コースは18時半まで)預けることができます。
30分ごとに延長ができたり、夕食をお願いすることもできるので、急な残業にも対応できそうです。
これなら『小1の壁』も怖くないですね!
また、年齢の違う兄弟がいると習い事のレッスン時間が違い送迎がより負担になることがよくあります。
キッズデュオなら、兄弟で同じ時間に預けることもできるので、ママの負担も軽くなりそうです。
気になるキッズデュオの費用は?
家計を預かる者としては、気になるのがやっぱりお金のことではないでしょうか。
キッズデュオでは、月曜から金曜のうち最低週2回、最高週5回まで通うことができ、必要な回数を選択することが可能です。
週2回で33000円、週5回で64800円の月謝におやつ代と維持管理費がかかります。
(料金は全て税抜き、全国共通です。2020年6月時点)
この金額だけ見たときは正直、高い!と思ったのが本音ですが、例えば週2回4時間預けたとすると、1時間あたり1030円ほどの計算になります。
回数が多ければ多いほど割安になり、週5だとなんと、1時間810円の計算になります。
英会話教室の相場がだいたい週1回1時間で月8000円から1万円ほどと考えるとコスパがいいとさえ言えそうです。
(参考資料 https://english.cheerup.jp/article/3378?page=1 )
キッズデュオのスケジュールは?
短いものだと15分ごとのさまざまなレッスンが組み込まれています。
月ごとのテーマなるものがあるらしく、私が行ったたきはFood(食べ物)が月テーマで、食べ物や、食育に関する言葉を遊びを通して学んでいました。
スケジュールの一例を見ると、身体を動かす時間や、近くの公園に遊びに行ったりゲームの時間まであります。
本当に子どものことを知り尽くして、飽きさせない工夫がたくさん込められたスケジュール編成になっていると感じました。
幼少期に学ばせたいフォニックスの時間も間に組み込まれています。
15分から20分くらいの時間であれば、なかなか落ち着きのない子どもでも集中できそうですね。
キッズデュオの気になったところ
実際に見学をしてみて、ますます興味を持った反面、気になった点もいくつかあります。
一つ目に、教室内の生徒数が多いことです。
幼児と小学生とで、別の教室でレッスンを受けていたのですが、ざっと見て幼児クラスで15人、小学生クラスになると40人近くが同じ教室内にいました。
先生はそれぞれ日本人とネイティブが1人ずつなので、学校や幼稚園に比べると先生一人当たりが見る生徒の数は少ない計算にはなります。とはいえ先生の目が届くのか、発話するタイミングがあるのかが気になりました。
短時間の見学でしたが、子ども同士の英語での会話が聞こえてくることは、残念ながらありませんでした。
大人数だと慣れるまではなかなか発言しづらいのかもしれませんが、どうしても日本人同士だと日本語で会話してしまうだろうなと気になりました。
説明を聞くまでは、小学1年生から6年生までが同じ教室内で過ごすのは、学力の差が大きいので不安に感じていました。
レッスン内容によっては、同じ教室内であっても英語力や学年でレベル分けしたグループですすめているそうなので安心です。
二つ目に、気になったのは先生のことです。
私が見学したスクールでは、ネイティブの先生が5名勤務していました。
ニュージーランド、オーストラリア、フィリピン、ガーナ出身の先生が担任制ではなく、レッスンごとに交代して指導しているそうです。
時間帯によっては、ネイティブの先生ではなく、日本人の先生のみになる時間もあるそうです。
自己流おうち英語を実践しているわが家は、時々私が子ども達に簡単な英語で話しかけるのですが、意味は分かっているのに、日本語で返ってくることがほとんどです。
『日本人同志なのに、なんで英語で話すの?』と思っている息子は、日本人の先生には英語で言えそうなことでも日本語で話してします。
言い換えれば、英語では言いにくいような、困ったことや質問を日本語でも聞けるという安心感にはつながりそうです。
担任制のメリットももちろんありますが、多くの先生とコミュニケーションをとれることにはより多くのメリットがあると感じます。
またあらゆる国に興味を持つきっかけにつながり、国によってアクセントや言い回しが違う英語に触れることは、英語学習にはプラスになるはずです。
まとめ
英語習得には2000時間から3000時間のインプットが必要とも言われています。
1日4時間キッズデュオで過ごせたら、2年から3年ほどでその時間数に到達する計算になります。
(週5で通った場合4時間を24か月で1920時間、36か月で2880時間)
何年か通えば、絶対話せるようになるという保障はありませんが、キッズデュオで過ごすことで生きた英語が自然に身に付きそうです。
英語への苦手意識がなくなり、『英語っておもしろいな』という気持ちが芽生えるだけでも、英語教育のはじめの一歩は成功だと思います。
いきなり長い時間は少し心配なお子さんには、幼児コースであれば短めの2時間コースがあるので、入学前の環境に慣れることもできそうです。
夏休みや冬休みの長期休暇中なら1日から通えるプランもあるので、子どもの反応を見ながら継続を検討するのもいいかと思います。
いかがでしたか?
教育のグローバル化が進む中で、幼少期から英語を学ぶ子ども達が増えてきています。
キッズデュオは学童の機能もあるので、仕事で忙しい共働きワーママでも無理なく子どもを通わせることができそうです。
習い事というよりは、楽しみながら英語を学べるので、毎日の放課後が楽しみになりそうですね。
初めての英語環境には親子共に続けやすいキッズデュオがおすすめです。
わが家も、長男が小学校入学後には兄弟一緒にプチ留学体験の意味合いも込めて、キッズデュオに通わせてみようと検討中です。