美術の展覧会は目で観るだけの展示が多いですが、「ARTOY展」は観るだけではなく、展示物に実際にさわって遊べるアートのお祭りです!2017年のテーマは『響』。子どもも大人も、観てさわって感じて、たくさん刺激を受けてくださいね。
ARTOY展って、なに?
スタートして14回目となる2017年の「ARTOY展」は、6月20日(火)〜25日(日)、東京・銀座の東京銀座画廊・美術館にて開催されます。参加作家も毎年どんどん増え、今年は20名を超えています。
「ART」と「TOY」の世界に共通する3つのコト
2.観る人・遊ぶ人の感性をゆさぶる
3.観る人・遊ぶ人の中で新しい世界が生まれる
ARTOY展は、このARTとTOYを通して得られる特別な体験ができる貴重な展覧会です。
今年のテーマは『響(ひびき)』。いったいどんなARTOYが並び、訪れた人たちはどんな体験ができるのでしょうか。ワクワクがいっぱいです!
昨年並んだ作品を紹介
2016年のテーマは「影」でした。
こちらの作品名は「モアイの泪」。何もしゃべらず整然と海を眺めているイースター島のモアイ像、彼らは何を見つめているのでしょうか?哲学的な問いは別にしても、人の心にある影の部分が泪によって外に出てくる、そんなことを表現した作品です。クランクを回すと右眼からエンドレスで泪に見立てたガラス球が落ちてきます。
作品名は「釣り人の影で」。釣り人がよそ見をすると、魚がライズするという「オートマタ」です。
オートマタとは、ハンドルを回すと、まるで生きているように人形などが動き出すカラクリおもちゃのことです。釣り人が見てないところで飛び跳ねる魚。この絶対に合わないタイミングがおもしろくて、子どもはずっとハンドルを回し続けてしまいます。
こちらの作品名は「段々獅子」。鳥居の陰からそっと見守る小さな獅子たち。おもちゃの素材はなんと段ボール!獅子の顔を作っている細かいパーツに思わず見入ってしまいます。
こちらは絵の作品。動物好きな作者が描く生き物の何ともいえないかわいらしさが魅力です。魚から虫、鳥、犬、猫、カバにライオン……いろんな生き物が登場しますが、どの絵からも作者の愛情が伝わってくるようです。この絵はカピバラシリーズから。
同時にワークショップも開催!
1.「あなたの今の気分は何色?」
開催日:6/22(木)13:00〜14:30
制作時間:30〜45分
料金:500円
作家:片桐敏雄
2.「木のくるまに絵を描こう」
開催日:6/22(木)15:00〜16:30
制作時間:約45分
料金:1,000円
作家:中井秀樹
3.「世界でひとつ トートバッグを作ろう」
開催日:6/23(金)15:00〜16:30
制作時間:30分〜1時間
料金:1,000円
作家:牧野由理、イシイカヨコ
4.「土日開催!素材市場」
※どのワークショップも予約不要。当日開始時間に直接会場に行けば大丈夫です。
2017年ARTOY展へ行こう!
会期:2017年6月20日(火)〜25日(日)
会場:銀座メルサ8階 東京銀座画廊・美術館(B会場)
時間:11時〜18時
24日・10時〜18時
25日・10時〜16時(最終日)
入場料:無料 ※ワークショップは別途参加費がかかります。
【参加作家名】
石川秀香・イシヅカリョウ・井上かおり・エンドウ祐コ・片桐敏雄・久保進・久保好子・小泉恵一・小玉しお・曽我真弓・高垣真理・都倉節子・中井秀樹・中根賢治・能仲リエ・花島平・原千夏・原桃子・古川英樹・牧野由理・三竹康子・三輪義信・村尾夏代・柳原健児(50音順)
【お問い合せ先】
ARTOY 2017
東京都新宿区新宿6-20-7 有限会社 木 中井秀樹(代表)
nakai@m.email.ne.jp