リオ・オリンピックでは惜しくもメダル獲得ならずでしたが、大勢いる日本選手団のなかでも、光り輝く才能で注目を浴びていたのが競泳の池江璃花子選手です。小さい頃から水泳の特訓を積み重ねてきたのはもちろんですが、それ以外にも池江家独特の教育が彼女の才能開花に貢献したようですよ!
「天才型ではなく努力型」の選手
彼女のコーチは「技術や泳ぎのセンスがあるのはもちろんだが、練習を一生懸命やってきた日々の積み重ねが結果につながっている」と池江選手を評価しています。つまり池江選手は天才型ではなく努力型の選手だということです。
「握る」ことで脳の基礎をつくった!?
「握る」という動きは、単に上半身を強化するだけでなく、手の神経を刺激して脳細胞の成長を促す効果もあるといわれています。「うんてい」こそが、池江選手の才能の基礎となったのかもしれませんね。
脳を鍛えた→水泳も上手くなった!?
池江選手は一般の子どもよりも泳ぎの技術を早くマスターできたので、どんどん上級のコースに進んでいきました。すると一緒に練習する仲間のレベルもアップしていくので、それが新たな刺激となり、さらに練習に励む……という良い循環がおきます。それが現在の池江選手の地位を築いた背景にあるといえそうですね。
世界でたたかえる身体とセンスは「うんてい」が育てた!?
彼女のリーチが長い原因は幼少期から欠かすことのなかった「うんてい」にあるかもしれません。
うんていは手や腕や肩の細胞を刺激し、骨や筋肉の成長を促すよう脳に働きかけるからです。うんていによって「物をつかむ」感覚が鋭くなり、水をとらえるセンス=水泳の技術向上につながったと考えることもできます。
ライバルの存在が「良い刺激」になるには?
小さい頃からうんていや七田式で体と脳を鍛えてきたことで、努力することをまったく苦にしない性格がここで大活躍!「自分はダメだ……」と落ち込むのではなく、「もっと努力して追いつこう!」とプラスに考えることができたのです。
「努力は無駄にならない」を子どもに教えよう!
彼女の親御さんが実践したさまざまな子育て法が万人に当てはまるわけではありませんが、「努力が無駄にならない」という体験をいかに多く子どもに与えられるかという点で、大いに参考になるのではないでしょうか。