赤ちゃんの成長は喜びや幸せを感じる一方で不安も生じやすいものです。人を1人育てるということは責任重大なこと。心身ともにフル稼働なため、ストレスもたまりがちになってしまいますね……今回は乳児育児中に感じやすいストレスと解消法をご紹介します。
夜泣きで睡眠不足の日々に
産後、体調が戻っていないママだけではなく、パパも辛い時期ですよね。
寝不足からくるストレスへの対処法はやはり少しでも睡眠を確保することが一番です。
日中、子どもと一緒にお昼寝できるときはできるだけ一緒に眠るようにしましょう。
眠れなくても横になることだけでも身体が楽になりますよ。
子どもが寝ているとついいろいろなことをやりたくなってしまうもの……夜泣きの時期は必ず終わりがくるので、その時期だけでも我慢して少しでも休息をとるようにしましょう。
家事と育児の板挟み状態に
子どもをなかなか寝かしつけることができず、夕食の準備がまだできていなくて焦ってイライラ……
1日中子どもと接していると、5分や10分でできることも子どもの機嫌で1時間かかってしまうことも多くあります。
買い物はネットスーパー、食事は惣菜や冷凍食品にすることもできます。
洗濯や掃除も1日くらいさぼっても大きな問題にはならないでしょう。
気を張りすぎず、たまには「今日は子どもとゆっくりする!」というような日があってもいいかもしれませんね。
イタズラを何度も繰り返すことに
いろんなものに触れたり、いろんなものでいたずらしたりすることは成長の証。いつもなら喜んでいられることも、パパママに余裕がなかったり、体調が悪かったり、疲れていたりするとストレスの元になってしまうことがあります。
そんなときは、引き出しには開閉防止グッズや入ってほしくない玄関やキッチン、階段などには柵をすることで一部の問題を解消することができます。
触られたくないものは、子どもの手の届かない場所置くなど、大事な物や危険な物はとにかくしまいましょう。そして、多少のイタズラは、深く考え込まず子どもの仕事だと諦めることも大切です。
食べなくても食べ過ぎても……離乳食で
言葉でうまく意思疎通ができないからこそ、離乳食に関しては食べなくても食べ過ぎても心配になりますよね。
その心配も毎食のことになればやがてストレスに……
離乳食の過不足に関しての心配は、子育て支援センターや保健センターなど専門機関を利用されることをおすすめします。
離乳食講座が開催されたり、個別相談に応じてくれたりします。
「離乳食の常識」は頻繁に変更されています。最新の情報を得て、楽しく離乳食をすすめられたらいいですね。
育児に追われて自分の時間がないことに
乳幼児期は本当に手が掛かる時期です。気がついたら1日終わっていた、なんてこともめずらしくありません。
自分「だけ」の時間を確保することはとても大切なことです。そのために、一時預かりや祖父母など誰かに保育をお願いしてみるのも一案です。
預け先が確保できない時は、例えば託児つきの美容室などのサービスを利用するのはいかがでしょうか。
ほんの少しの時間でも自分の時間を持つことで、リフレッシュできるといいですね。