粉ミルクとひとくちに言っても、その種類はさまざま。しかし、赤ちゃんに「どのミルクがいい?」と聞くわけにもいかないので、選ぶのに迷ってしまいますよね。粉ミルクには、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。おすすめの粉ミルクについて、特徴とともにご紹介します。
森永乳業「はぐくみ」
販売元:森永乳業
はぐくみは、長年の母乳研究によるこだわりがたっぷり詰まった粉ミルクです。産院で使われていることも多く、退院後そのまま使い続けているという人も少なくありません。
缶ではなく専用ケースに詰めかえて使う「エコらくパック」もあるので、空き缶の処分に困っている人は検討してみてはいかがでしょうか。
和光堂「レーベンスミルク はいはい」
販売元:和光堂
和光堂が国産初の育児用ミルクを作ったのは1917年。2017年で100周年を迎えます。
レーベンスミルク「はいはい」は、泡立ちが少なくて溶けやすいのが特徴です。甘すぎないので、混合栄養の赤ちゃんにも与えやすいといわれています。
雪印ビーンスターク「すこやかM1」
販売元:雪印ビーンスターク
すこやかM1は、雪印ビーンスタークが行っている母乳研究「M1研究」から生まれました。M1研究の特徴は、免疫機能に着目していること。母乳に近い粉ミルクが製造できるよう、研究に励んでいるそうです。
缶の側面に抗菌加工が施されているため、従来品と比較して衛生的です。
「アイクレオのバランスミルク」
販売元:アイクレオ
アイクレオのバランスミルクは、ほかの商品より価格が少し高めです。その分、母乳に近づけようというこだわりの詰まったミルクです。
なかでも特徴的なのがミルクの色。ほかの粉ミルクと比べて、黄色くなっています。これは初乳にも含まれるβ-カロテンという色素によるもの。味や香りも母乳に近づけています。
「明治 ほほえみ らくらくキューブ」
販売元:明治
おでかけにも便利なキューブタイプの粉ミルク。未開封の状態であれば、長期保存することができます。「ミルクはときどきしか使わない」という家庭にもうれしいですね。
寝起きなど、頭がぼんやりしているときに粉ミルクを作ると、スプーンで何杯入れたのか、うっかり忘れてしまいがち。そんなときでも、「明治 ほほえみ らくらくキューブ」なら何個入れたのかすぐにわかります。一箱常備しておくと重宝するでしょう。
赤ちゃんによって好みはさまざま
「このミルクに替えたらよく飲むようになった」と言う人がいても、すべての赤ちゃんに合うとは限りません。
ひとつの商品にこだわらず、いくつか試してみるといいかもしれませんね。