「クマ歩き」という言葉を聞いたことがありますか?実はこのクマ歩き、幼児期の習得が重要視されていて、小学校受験の問題になるほどです。体の筋肉のバランスと、心の発達にもつながるこのクマ歩きについて詳しくご紹介していきます。
クマ歩きって一体なに?どんな歩き方なの?
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クマが歩いている様子を想像してみてください。
クマ歩きとはまさにクマが歩いているように、四つんばいになって膝を床につけずにお尻を高くあげてすすむ歩き方です。
このときに顔は下ではなく前を見ることがポイント。体の筋肉全部を上手に使わないとなかなか前に進むことができないので、簡単そうに見えて実はとてもむずかしいのです。
クマ歩きとはまさにクマが歩いているように、四つんばいになって膝を床につけずにお尻を高くあげてすすむ歩き方です。
このときに顔は下ではなく前を見ることがポイント。体の筋肉全部を上手に使わないとなかなか前に進むことができないので、簡単そうに見えて実はとてもむずかしいのです。
このクマ歩きは、筑波大学付属小学校などで受験問題としてとりあげられるなど、幼児期に習得する動きとして注目されています。
どうして幼児期に覚えたほうがいいの?
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現代の子どもは、昔に比べて体を使って思いきり遊ぶという経験が少なくなっているといわれています。
体を使った遊びを通して「我慢する力」や「集中する力」などが育まれるという研究があるなど、幼児期からの運動経験はとても重要視されていいます。
体を使った遊びを通して「我慢する力」や「集中する力」などが育まれるという研究があるなど、幼児期からの運動経験はとても重要視されていいます。
クマ歩きは、体中の筋肉をバランスよく使うことで可能になる動きですので、幼児期の運動能力の発達具合や、体を使った遊びをじゅうぶんにしているかどうか、をみるのに適しているのかもしれません。
最近ではお受験とは関係のない一般の保育園でも2歳ごろからクマ歩きが取り入れられているところがあるようです。
クマ歩きを上達させるポイントは?
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まず両足を肩幅に開き、つま先を斜め45度に向けます。
両手をまっすぐ前に出し床につけ、顔は前に。この状態で手足を大きく前に動かして進みます。
両手をまっすぐ前に出し床につけ、顔は前に。この状態で手足を大きく前に動かして進みます。
足の力、腕の力、床をけるつま先の力のバランスがそろっていないとなかなか前に進むことができません。
体のどこの部分を使って動いているかを意識しながら歩くことが大切です。
クマ歩き 歩き方
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家庭でできるクマ歩きの練習とは?
家庭でできるクマ歩き練習の取り組みとして一番効果的と思われるのが、雑巾がけです。
雑巾がけは腕の筋肉と足の筋肉を同時に鍛えることができるので、大変有効です。
お尻をしっかりあげて、手で雑巾を押し、足で床をしっかりととらえて進みます。
お手伝いしながらクマ歩きも上達するなんて一石二鳥ですね!
雑巾がけは腕の筋肉と足の筋肉を同時に鍛えることができるので、大変有効です。
お尻をしっかりあげて、手で雑巾を押し、足で床をしっかりととらえて進みます。
お手伝いしながらクマ歩きも上達するなんて一石二鳥ですね!
もう一つ、親子でできる練習としては、パパママがお子さまの足を抱えて、その状態で階段のぼりをします。
はじめはとても疲れると思いますが、毎日繰り返すことで筋力もつき、少しずつできるようになっていくと思います。
このように腕と足の力がついてくると、クマ歩きもスムーズに進むようになるので、ぜひ親子で取り組んでみてくださいね。
クマ歩きをマスターして心と体を鍛えよう
いかがでしたか?今回は幼児期にぜひ身につけておきたい「クマ歩き」についてご紹介しました。
家庭の中で親子一緒に楽しみながらクマ歩きに取り組んで、お子さまの心と体の健やかな成長につながっていけるとうれしいですね。
家庭の中で親子一緒に楽しみながらクマ歩きに取り組んで、お子さまの心と体の健やかな成長につながっていけるとうれしいですね。